全盛期の頃からやり口は変わらない

AKB48運営、日刊スポーツを出禁に!? 卒業生の「ロマンポルノデビュー」記事に猛抗議か

2016/09/11 11:45
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へぇ~強気~!!

 AKB48や乃木坂46に関して、不利な情報を流したマスコミに対して、過去何度も制裁を加えてきた同グループの運営だが、最近も各社が眉をひそめるような出来事があったようだ。まだグループが“地下アイドル”だった時代から取材を行い、唯一の“AKB専門紙”である「月刊AKB48グループ新聞」を発行している日刊スポーツが、乃木坂の取材現場から出禁処分を受けていたという。その原因は、「にわかには信じられないもの」(スポーツ紙記者)というが……。

 乃木坂は8月末、3日間にわたって東京・明治神宮野球場で全国ツアーのファイナル公演を開催。「いまや人気は本家AKB以上」といわれる乃木坂だけに、この日は多くのマスコミが取材に訪れていた。


「ところが、いつも現場にいる一部のスポーツ紙の記者とカメラマンが、現場に姿を見せなかったんです。特に、AKBと懇意の仲である日刊スポーツが、こんな大きなイベントを取材しないというのは前代未聞。記者同士で『一体何があったんだろう?』『明日でかいスクープを仕込んでいて、忙しいのかもね』などと話していました」(同)

 しかし、そんな記者たちの予想は、大きく外れていたようだ。

「実は、ある内容の記事がAKB運営幹部の逆鱗に触れて、掲載した全媒体に出禁処分が下されたそうなんです。それは、8月17日情報解禁だった、元AKB48の研究生・冨手麻妙主演の日活ロマンポルノ映画『アンチポルノ』の宣伝記事。過去、グループに在籍していたメンバーがAVデビューした際も、第一報を報じた週刊誌が取材現場への出禁処分を受けたこともあったように、とにかく運営サイドは『元メンバーが脱ぐ』というのに、かなり敏感なんです」(レコード会社関係者)


 冨手は2009年に研究生オーディションに合格するも、正規メンバーに昇格することなくグループを卒業。その後はグラドル、女優として活動していたが、今回主演する『アンチポルノ』では、初のヌードが披露されるという。

「日刊スポーツや他紙にしても、配給会社からもらった資料を元に、その内容を記事にしただけなのでしょう。しかし、AKBの広報責任者は大激怒で、報じた各社に抗議を行い、結果的に乃木坂ファイナル公演まで、AKBと乃木坂の全取材現場の出禁を通達。さらに、現在はウェブ上の記事も削除、あるいは“元AKB研究生”の記述が削除されており、これも広報担当者の指示なのかもしれません。今回の件で、運営サイドにとって、『AV』のみならず『ロマンポルノ』も、NGワードであることが明らかになりました」(同)

 近頃では、ジャニーズ事務所がSMAP解散報道を裏で操っているといわれるなど、“大手プロの圧力”が顕在化し、問題視されている中、AKB運営のこうした体制にもあらためて批判が飛び出しそうだ。

最終更新:2016/09/11 11:45
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マスコミがそのまま帰って来なくなるよ?