「有吉弘行=悪者」ストーリーを報じる、マスコミと権力者・田辺エージェンシーの癒着
音楽活動を本格再開した宇多田ヒカルのツイートが話題を呼んでいる。
<私が人生のパートナーに求めるものランキングの最下位:経済力>
<経済力のある男性が優しくてかわいくて自分を一番に思ってくれる女性(経済低め)を選んだってなんの不思議にも思われないのに、性別が逆になると問題があるように思うのは非常に非理論的だ。男の子って大変ね>
確かに仰る通りだ。これは宇多田がイタリア人の夫と結婚したことで格差婚と言われ、それが理由で離婚情報まで飛び出したことへの反論だろう。男性が経済力を持っている場合は問題ないが、逆に女性が経済力が高いとあれこれ詮索される。ところが、現在の日本におけるそんな“常識”さえ突き破る、旧態依然とした考えの持ち主がいるようだ。それがかつてのハニカミ王子こと石川遼の父親だ。
「自身」には、まず今年3月に中学時代の同級生と入籍した石川遼の現在が紹介されている。結婚効果なのか、8月にはPIZAP・KBCオーガスタ最終日で今季初優勝を果たし、妻や妹、弟など家族一丸となり石川を支える態勢もできた。さらにはカフェを経営し、妻の家族と手伝うなど良好な関係を築いている――。
しかし、それはここ最近の話で、交際発表から入籍までの4年間、実は石川家と妻の実家はかなりギクシャクしていたという。その理由がステージパパとしてあまりに有名な石川の父親の存在だ。
「両家がうまくまとまったのは、結婚してからですよね。どうして交際発表から結婚まで4年もかかったかというと、年収が億単位の石川家とお父さんがサラリーマンのお嫁さんの実家が、経済的に釣り合わないからだといわれています」(「自身」のゴルフ関係者コメント)
何という差別的理由だろう。お前の家とは格が違う!? しかも、妻の両親は周囲からも「金目当て」という陰口を叩かれたこともあったらしい。日本ではそんな“御家”意識がまだまだ残っている。でも考えてみれば石川パパだって、息子がお金持ちになる前は信用金庫に勤めるサラリーマンだったのにね。やだやだ。
SMAP解散まで残り4カ月。これまで誌面に何度もSMAPを登場させてきた「自身」が、読者に向けて呼びかけている。「『私とSMAP』の思い出」を大募集! と。〆切は11月15日、400字以内で、優秀作は年末発売号の「自身」や「WEB女性自身」に掲載されるのだとか。謝礼は――書かれていない。最後までSMAPで商売、商売!