音響やデザイナーのパパたちが集結! 「オヤジの会」の手作りきもだめしに、小学生がビビりまくり
小学1年生の娘ココの夏休み最後の日曜日、有志メンバーによる「オヤジの会」主催の「きもだめし&花火大会」が開催されました。オレはこのイベントのために、4月から月イチの打ち合わせに参加してきたんです。
ちなみに3回ほど打ち合わせに参加しましたが、オレ以外の1年生パパは誰も来ない! というか、「オヤジの会」に参加している1年生パパは、オレを入れて3人だけ! 1年生全体で80人もいるのに。何人かのパパを「オヤジの会に入らない?」と誘ってみたんですが、みなさん「仕事が忙しい」とか「人付き合いが面倒くさそう」とおっしゃる……。オレが何度も「子どものためですよ!」と言っても、どなたも参加してくれない……。ちなみに参加している2人の1年生パパですら、1度も打ち合わせに来ていません。
きもだめし当日は、午後7時からの本番のため、3時に会のメンバーと小学校で合流。オレが考えた仕掛けは、黒いビニール袋に新聞紙を詰め込んで、その中に乾電池で動くぬいぐるみを入れる。それをガムテープでぐるぐる巻きにして、真っ暗な廊下に無造作に置いておくというもの。ぬいぐるみがウィンウィンと動いて、ゴミ袋の中に「なにかいる!」って思わせるもので、これはマジで恐い! 実際にやってみたらオレでさえ恐かった!
もう一つは、ココが持ってる100円ショップで買った“リカちゃん人形もどき”10体を裸にし、首にヒモつけて天井から子どもの目線の高さにくるように吊るすというもの! 子どもたちは暗闇の中で得体の知れない人形を見てビビる! というものです。
この2つのためにハサミ、ガムテーム、ビニール紐、黒ゴミ袋をカバンに入れて小学校に向かう。「オヤジの会」で打ち合わせをしてると、1年生パパが1人来てくれました! 聞くとココと同じクラスじゃないですか。1年生パパがオレだけじゃなくてよかった、さすがのオレも1人じゃ心細いですからね。
きもだめしは1・2年生コース、3・4年生コース、5・6年生コースと3つあるので、それぞれの廊下の窓ガラスに段ボールを貼り付けることから、準備がスタート。この辺りは夜になっても周囲のマンションや民家の灯りがあるので、廊下が真っ暗にならないんですよ。なので、窓に段ボールを貼るんですが、これがマジで大変。力仕事で汗まみれですよ! 子どもたちのためにオレはがんばりましたよマジで!
その後、各々持参したグッズや仕掛けをセッティング。オレは人形とビニール袋を仕込みました。各コースの入口にはCDデッキを設置し、おどろおどろしい効果音を流すんですが、合間に「ギャー!」とか「ここに入るな!」とか、オバケの声も入ってる! 「この効果音はどうしたんですか?」と聞くと、音響の仕事をしてるパパがいて、わざわざ作ってきてくれたんだとか。さすがプロ、すごすぎる! この音だけで子どもたちは恐がるかも。