SMAP解散原因は“メンバー不仲”じゃない!? 芸能プロ幹部が明かす「バーニング暗躍」説
SMAP解散の“黒幕”とささやかれる工藤静香が、2日発売の「フライデー」(講談社)の直撃取材に応じた。これまでSMAPや夫・木村拓哉について言及する機会のなかった工藤が、初めて口を開いたとあって、“大スクープ”というべき内容になっている。
工藤は木村を“彼”と呼びながら、自身が木村にジャニーズ残留を訴えたという報道を否定。また、ほかのメンバーについても、「4人の方々がどうお考えなのか。それぞれの価値観の問題です」と意見を述べ、「どうして私たちが“裏切り者”呼ばわりされなきゃならないの!」と、怒りを含んだ口調で語ったそうだ。
「ただ、工藤が独立に反対であったことは確かなようです。取材に対して、『事務所を出たほうが潤うはず』としながらも、『人と人のつながりで人間は生きている』と、暗に独立組を批判していました。しかしここへきて、木村の残留は工藤の個人的な希望ではなく、バーニングプロダクション社長・周防郁雄氏の“差し金”だったというのが、各大手芸能プロの共通認識となっています。工藤が所属しているプロダクション尾木はバーニング派であり、現在でも周防氏と工藤は良好関係が続いているそうです」(芸能プロ幹部)
なぜ周防氏は、木村の独立阻止に動いたのか? その背景には、昨年の時点で、SMAP全員の移籍先となるはずだった田辺エージェンシー・田邊昭知社長との“不仲”が関係しているようだ。
「盟友関係として知られ、ともに“芸能界のドン”と称される周防氏と田辺氏ですが、近頃では“絶縁寸前”とまでいわれるようになっています。田辺エージェンシーが、SMAP全員を引き抜くことになれば莫大な利益を手にすることになるため、周防氏は、なんとしてもそれを阻止したかった。だから工藤に指示をして、木村にジャニーズ残留を訴えさせたのでは? とみられています。メンバー間の不仲が解散原因などといわれていますが、大手芸能プロによる派閥争いに巻き込まれたという可能性も浮上してきたわけです」(同)
グループが解散する来年以降、場合によっては、芸能界の勢力図に大きな変化がもたらされるのかもしれない。