ケイティ・ペリーがTwitterでQ&Aを実施、「テイラー・スウィフトとコラボする可能性」にどう答えた?
「私はスペイン系だから、ケイティ・ペリーは無視するんだよ」というファンのツイートには、「オラ」とスペイン語でアピール。「ヒラリー(・クリントン)じゃなくて、進歩主義者の候補をサポートしなよ」という政治的なツイートにも、「げっ! (ドナルド・)トランプとか?」とコメントした。ケイティの注意を引くために「ケイティ、“大っ嫌い”」というツイートと共にケイティの似顔絵を投稿したファンには、「素晴らしいわ。大っ嫌いって言わないようにしようね」と諭すようにコメント。
そして、最もファンの注目を集めた質問は、「テイラー・スウィフトとコラボする可能性は?」。ケイティは、「もし“ごめんね”って言ってくれたらね、もちろんよ!」と回答したのだ。このツイートには3万近くの「いいね!」が集まり、リツイートも2万を超えるなど、大騒ぎとなった。
この直後、ケイティは、スタバの「ピンクドリンク」についてちゃんと説明してくれないことを「ひどい」とツイートした人に、「そうね。今朝は、たくさん本音を語っちゃったから(疲れちゃって)」と返し、テイラーのことも本音なんだと驚く声が殺到。「アタシはね、あなたよりもケイティ・ペリーらしいわよ」というツイートには、「『I Love Kanye』を聞いたことあるわよ」とテイラーの宿敵であるカニエ・ウエストの曲を聞いたという意味深なツイートを返し、テイラーへの嫌みに違いないとネット上を大喜びさせた。
なお、「ビヨンセのことをどう思う?」という問いには、「なにも思わない。聞くだけよ」と回答。確執のない歌手には、礼儀正しい姿勢を見せた。そして最後に、「チーズケーキ・ファクトリーからのデリバリーが来たわ」とツイートし、Q&Aを終了した。
Twitterで最も多くのフォロワーを持つケイティは、常に本音をツイートするセレブとして人気を集めてきた。2009年の『MTV ビデオ・ミュージック・アワード』で、テイラーがカニエに受賞スピーチを妨害された時には、「フ●ック・ユー、カニエ! 子猫を踏みつけるようなことして!」と非難するツイートを投稿。翌年のテイラーの誕生日には、「21歳の誕生日おめでとう、ゴージャス!」と祝福ツイートするなど、テイラーとは仲がいいと見られてきた。
しかし、13年に「ケイティがテイラーのバックダンサーを、ツアー途中で引き抜いた」「テイラーは大激怒している」と報じられるように。14年、テイラーがインタビューで「Bad Blood」という曲は「何年もの間、友達なのかどうか確信が持てずにいた女性アーティストへの歌」「私のツアーを妨害しようとしたのよ」と語り、名前は出さなかったが、ケイティのことに違いないと話題になった。
直後、ケイティはTwitterに、「羊の皮をかぶったレジーナ・ジョージに気をつけて」という一文を投稿。レジーナとは映画『ミーン・ガールズ』に出てくる、裏表のある意地悪キャラであり、世間は「テイラーVSケイティ」だと大騒ぎするようになった。
今年に入ってからも、テイラーが元彼のカルヴィン・ハリスから「ツアーが終って(暇だから)、ケイティのようにいじめたいターゲットが必要なのは知ってるけど、オレはやめろ」と批判されたことを受けて、ケイティは、自身が支持しているヒラリー・クリントンの「どうしましょう」と困った顔をしているGIF画像を投稿。テイラーが、カニエやカニエの妻キム・カーダシアンと「カニエの曲の歌詞について、電話で了解した・してない」ともめていた時には、新曲「Rise」をプロモートするツイート「Rise above all(すべての上にそびえる)」を投稿。これが「わたしは、噛みつくテイラーをまともに相手しないから」という裏メッセージだと騒がれた。
このようにTwitterで本音をつぶやいてきたケイティだが、今回のように明白にテイラーを批判するようなツイートはこれまでなかった。そんなこともあり、今回の「“ごめんね”って言ってくれたら、コラボしてあげてもいいけど」というツイートは、輪をかけて大きな話題となっているのである。
大いに盛り上がったトム・ヒドルストンとの一夏の恋も終え、シングルに戻ったテイラー。現在は、スタジオに入り、新曲の制作中だと報じられている。そのため、ネット上では、「今回のケイティのツイートを見て、ケイティーへのディスソング第2弾を書くんじゃないか」という声も。大物ディーヴァ同士ののキャットファイトは、まだまだ終わりそうにない。