熱愛発覚のゲス極・川谷絵音と、再起困難のベッキーに浮かぶ「現代の姦通罪」
川谷は宿敵であるはずの「週刊文春」(文藝春秋)から突然携帯に電話がかかってきても、長時間に渡りインタビューに応えてしまうような人物だから、今回の直撃に応じるのも不思議ではないし、これまで川谷が一貫して同じ姿勢でいると見ることができる。ある意味アッパレでもあるが、しかしその笑顔を見ていると、どうしても腑に落ちない感情に襲われてしまう。
すでにベッキーとも別れ、妻とも離婚しているのだから、恋愛しても全然構わない。しかし、川谷が夜な夜な親しい友人たちと酒を飲んで盛り上がり、傍らには“恋人候補”の女性を侍らせる。
でもベッキーはいまだ本格復帰もままならず、世間の目を避けるような生活を余儀なくされている。それは芸能界における立場や、タレントとミュージシャンという違いも確かにあるかもしれない。しかし、今回あらためて浮かび上がるのは、不倫に対するマスコミの、そして社会の男女に対する温度差だ。
女性の不倫にはあまりに厳しく辛辣だが、男性のそれに対してはおおらか。実際、川谷は今回の熱愛だけでなく、仕事も順調で、メンバーとビーチで乾杯する写真をインスタグラムにアップするなど、すでに自分の生活を満喫している。しかしそれに対しての批判はあまり聞かない。一方、多くの仕事を奪われ謹慎とも思える生活を余儀なくされているベッキーだが、もし今回の熱愛発覚が川谷ではなくベッキーの方だったら、世間は再び最大級のバッシングを行うだろう。
まるで社会から“姦通罪”を適用されてしまったかのようにも見えるベッキー。このままベッキーを葬り去ることは、実は恐ろしいことだと思う。
妙な事態に陥っているのが、「有吉弘行と夏目三久がデキ婚へ」との仰天スクープだ。これを報じたのは8月24日の「日刊スポーツ」だったが、なぜかワイドショーはこれをほぼ無視、さらに双方の事務所も事実無根と全面否定したことで“誤報では”との観測が広がっているのだ。しかし、「日刊スポーツ」はその後も強気で「年内結婚」を報道、芸能マスコミの間でも“誤報ではないが、しかし夏目の事務所である田辺エージェンシーが2人の交際に大反対し、潰そうとしている”との情報も流布されている。
そんな状況下「女性自身」が有吉の母親を直撃しているのだが、その内容は実に興味深いものだった。