「派閥作ったのはジュリーなのに」SMAP解散騒動の発端めぐり、業界人がメリーに反論!
SMAP解散報道が加熱する中、メリー喜多川副社長への批判が強まっている。騒動のそもそもの発端は、メリー氏が「週刊文春」(文藝春秋)のインタビュー中、SMAP元チーフマネジャー・飯島三智氏を呼び出したうえ恫喝し、結果飯島氏を退職に追い込んだことで、メンバー分裂が起こったとされている。メリー氏は、同インタビューで、飯島氏が、娘の藤島ジュリー景子副社長との“派閥争い”を煽っているのではないかと疑いをかけていたが、現在関係者の間で、「その派閥は、もともとジュリー氏が作り出したものだ」という証言が急浮上しているという。
メリー氏は「文春」インタビューで、「派閥があるとしたら、うちの恥」と発言。飯島氏はそれに同調するように、派閥など存在しないといった返答をしていたが、業界関係者からすれば、これらの発言は単なる取り繕いでしかないという。
「実際にテレビ局は、ジュリー派のタレントをJ1、SMAPら飯島派をJ2と区別して、担当プロデューサーまでそれぞれの派閥で分けていたほど。これはドラマやバラエティ、報道などと、ジャニーズと関わるセクションではごく当たり前の話です」(テレビ局関係者)
そして両派閥のジャニーズタレントは、基本的に共演NGとされていたが、「ジャニーズ以外のタレントに、あるルールが発動する場合も」と芸能プロマネジャーは明かす。
「私の担当しているAという女性タレントが、中居正広さんと一緒にレギュラー番組に出演していたのですが、その後ジュリー派のタレントがMCの新番組にAのキャスティングを依頼したところ、プロデューサーからハッキリと『Aは飯島さん派だから、NG指定されている』と告げられました。そもそもAが中居さんの番組に出演していたのは、純粋に局からのオファーであって、飯島さん指名ではないのに……。逆にジュリー派の番組に出ていたとしても、飯島さんはそんなNGは出しませんでしたよ」
飯島氏が特定の“お気に入り”女性タレントを、SMAPの共演者に指名することはままあったといい、「ドラマでは香里奈や柴咲コウ、バラエティや音楽番組ではAKB48など、積極的にSMAPと共演させてきた」(前出・マネジャー)という。
「ところがジュリー派閥は、飯島さんがAKBを起用するようになってから、逆にAKBを共演NGに指定。大型音楽番組など例外はあるものの、基本的にAKBグループと嵐は共演NG状態でした。我々プロダクション側の認識では、派閥を意識し、かつそのシステムを作り出したのは、確実にジュリーさんです」(同)
メリー氏は派閥問題について「事実なら許せないことですし(中略)、今日、(飯島氏を)辞めさせますよ」と発言していた。今回の関係各所からの声を聞いた時、果たしてジュリー氏に同じことが言えるのだろうか?