嵐、11月の東京ドーム公演は「SMAPの代打」!? 頓挫した“25周年コンサート”の内容
毎年の恒例行事となっている、嵐の5大ドームツアー。今年は、東京ドーム公演が11月と12月にそれぞれ3日間ずつ行われると発表されているが、11月の日程は、もともとSMAPの「25周年コンサート」が開催される予定だったようだ。
一部週刊誌で報じられている通り、25周年コンサートは、演出を担当する香取慎吾が、木村拓哉との共演を拒否していることから、開催自体が絶望視されている。
「元SMAPチーフマネジャーの飯島三智氏は、どうやら25周年コンサートに、1996年に脱退した森且行を登場させようと計画していたようで、レースのない日程を調べて、11月の東京ドームを押さえたそうです。しかし、分裂・解散騒動で各メンバーの足並みが揃わず、コンサートは白紙に。そこで、嵐のコンサートで穴埋めを行ったというわけです。グループ存続を誰よりも願うジャニー喜多川社長は、どうにかコンサートを開催してほしいと、来年の東京ドームの日程を押さえたという情報も耳にしましたが、そちらもどうなることやら……」(芸能プロ関係者)
嵐は同時期にドームツアーを行っているだけに、まさにうってつけの代打といえそうだが、嵐ファンの間では「いつものツアー日程と全然違う」と疑問の声も上がっていた。
「同じ会場、それも東京ドームでの公演を別日程で2回、それぞれ3デイズというのは、嵐のツアーでは初めてのこと。ジャニーズでは会場の予約をする際には、2年先まで見据えてスケジュールを調整します。それにしても、さすがにSMAPの代打を嵐が務めるというのは初の事態ではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
SMAPの分裂・解散騒動ぼっ発後、スポーツ紙は、飯島氏の退社により、グループ間の“派閥”問題は解消されると報じていた。その結果、嵐が『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演するなど、これまでになかった共演が解禁されるといわれていたが、現状そうした気配は一切ない。
「相変わらずSMAPと嵐の共演はないし、いまだに藤島ジュリー景子副社長はドラマの相手役に、飯島氏のお気に入り女優は“共演NG”扱い。コンサートの代打をしたからといって、決してSMAPと嵐の共演という結果にはつながらないでしょう」(同)
嵐ファンには吉報となる東京ドーム公演だが、SMAP側からすればグループ内の“再構築”がさらに遠のく結果に。SMAPファンが待ち望む5人そろっての音楽活動は、果たして実現されるのだろうか?