SMAPだけでなくベッキーまで……!? ジャニーズ事務所が牛耳る芸能界“イジメ”の構図
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
8日、異例のビデオメッセージで「生前退位」の意向を強く打ち出した天皇陛下。海外メディアもこれを大きく伝えている。そこには日本メディアがダイレクトに伝えようとしない文言の数々が。「天皇の生前退位を巡って、安倍首相がジレンマに直面」(ベルギー・ルソワール紙)、皇室典範改正の議論が本格化すれば、「安倍首相が戦争可能な普通の国を狙う改憲議論を思い通りに進めるのが難しくなる」(韓国・東亜日報)。「生前退位」議論を前向きに進めていくと政府はいうが、安倍首相自身やその周辺の保守派が本当に天皇陛下の“お気持ち”を汲めるのか。今後の動きにこそ要注意だろう。
第328回(8/4~9発売号より)
1位「いつまで続く!? SMAP“イジメ”」(「週刊女性」8月23・30日合併号)
2位「ローラ 三代目JSB登坂広臣 愛はこの言葉から始まった!」(「女性セブン」8月18・25合併号)
3位「ベッキー ジャニーズやスポンサー敬遠で地上波から消える!?」(「週刊女性」8月23・30日合併号)
やはりジャニーズ事務所のSMAPイジメは深刻さを増しているようだ。今週の「週刊女性」には、SMAPイジメについて数々の傍証が報じられている。
SMAPには新しい仕事を事務所が入れない、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで予定されていたSMAPアトラクションの頓挫、飯島三智元マネジャー派閥だった他タレントたちの苦境、中居正広が手がけた「舞祭組」が活躍の場を失ったこと、などなどだ。しかも事務所は飯島派だったタレントが同氏と連絡を取っていないか徹底的に“身体検査”まで行っているという。
その執念や恐るべしだが、もう1つ気になる情報が年末のSMAP『NHK紅白歌合戦」の不出場だ。
「9月や年末の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)特番に出なければ、紅白出場もないと言われています」(テレビ局関係者のコメント)
もし本当に『紅白』に不出場となれば、ジャニーズ御用達メディアは、これ幸いとSMAP解散騒動の余波などと“独立組”に責任転嫁し、中居たちを批判的に報じる可能性さえある。そう、先週「女性セブン」が報じた「香取の乱」のようにだ。
先週の「セブン」(8月11日号)にはSMAP25周年記念コンサート実現が絶望的だとして、その原因がキムタクへのわだかまりが払拭できない香取慎吾の存在だったと報じられている。しかし、これは事務所側の情報操作の疑いが濃厚だと本コラムでも指摘し、今週の「週女」でも同様の見解が示されている。