ヒラリー・クリントンの感動的なスピーチに、リル・ウェインからのパクリ疑惑が浮上!?
ネット上の騒ぎを受け、米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は、リルに突撃取材をした。車に乗り込もうとしていたリルは、「ヒラリーが今夜行った演説で、あなたのリリックの一部を引用しましたが、ご覧になりました?」と質問され、ニヤニヤ笑いながら振り返り、「(話は)聞いたよ、聞いたよ。でも、オレまだそれ見てなくてさ。見てないからなんとも言えない。マジかどうかもわかんないし」と、ご機嫌に回答。「ヒラリーはクールってことですかね?」と聞かれると、「めちゃくちゃクールだよ」「実際に会ったことはないから、どうだかわかんないけどさ」とコメント。取材班から、具体的に「天井さえなければ」「可能性は無限に広がる」というリリックが使われたことを伝えられると、驚いた表情を浮かべ、「マジで!? マジでオレのリリックを使ったのかよ!」と、両手を上げてアゲアゲに「ヒラリーとフ○ックだぜぇ!」と喜びを表現した。
この記事のコメント欄には、「本当にリルのリリックを引用したのなら、最高にうれしい」「リルのファンでもヒラリーのファンでもないけど、ヒラリーに投票することにした」などと喜びの声が殺到。一方で、「マジなわけないでしょ。黒人の音楽なんて聴くわけないじゃん。民主党は、黒人のことなんてなんとも思っちゃいない。黒人のために、なんにもしてくれないじゃない! 特にこの(クリントン)夫婦は!」「また若き黒人が、犯罪にまみれたクリントン家に懐柔されたわけなのね」という厳しい声も。
黒人から支持されていると報じられるヒラリーだが、実際には黒人の政治家や牧師、有名人などに限定され、一般の黒人からは不人気だとされる。ヒラリーが、タトゥーだらけ&麻薬カクテルを飲み過ぎて度々救急搬送されているリルのリリックを、歴史に残る民主党全国大会の演説でパクったとは考えにくいが、今回の疑惑で「リルのリリック使うなんて、ヒラリー、超いい奴じゃん」「リルもヒラリーとフ○ックだって喜んでるし!」などと、一部の黒人の間で好感度を上げたことは間違いないようだ。
アンチの多いヒラリーと共和党のドナルド・トランプの、嫌われ者同士の戦いとも揶揄される今回の大統領選挙。11月8日に投票が行われる本選で当選するのは、果たしてどちらなのか? 今後、リルはヒラリー支持を表明するのか? 興味深く見守っていきたい。