『水曜日のダウンタウン』打ち切りギリギリ!? ヤラセ、警察出動など問題多発で「シャレにならん」
今月6日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、ダウンタウンの松本人志が同番組の“打ち切り”を匂わせる発言をしたことが、ネット上で波紋を呼んでいる。
「『水曜日のダウンタウン』は、これまでたくさんの問題を起こしてきた番組として有名です。最近では5月末の『クロちゃん救出企画』が記憶に新しいですね。同企画は、どこかのマンションに閉じ込められた安田大サーカスのクロちゃんを、彼がTwitterで発信した情報だけを手掛かりにネットユーザーが探し出すという内容でした。しかし候補の物件が複数上がり、無関係なマンションに一般人が押し寄せたため、近隣住民からの通報で警察が出動する事態になったんだとか。『一般人に迷惑かけるなよ』『警察沙汰とかシャレにならん』など批判の声が噴出し、企画は中止になりました」(マスコミ関係者)
そのほか、昨年1月の「ブックオフの福袋買うヤツどうかしてる説」という企画では、取材されたBOOK‐OFF西宮建石店の公式Twitterがヤラセの提案を受けたことを暴露。スタッフから、販売する福袋について「完全にバラバラなタイトルで中身を見せずに作ってもらえませんか」と依頼されたという。「一般人やお店を巻き込んだヤラセとかどうなのよ」「信じられないレベルのヤラセ」などと批判が集まった。
また「シンバルだけで食べている人などいない説」という企画の放送後、音楽家・大橋晃一氏が、事前の約束と異なり「プロの指揮者」として番組で紹介されたことに激怒する事件も。こうした数々のトラブルが原因で、打ち切り説はこれまでにも度々上がっている。
「そもそもTBSは、業界内でヤラセや過剰演出が多い局として有名ですが、同番組は『さすがに問題を起こしすぎ』と言われています。とはいえ、熱心なファンも多いようで『打ち切りだけはやめて!』との声も目立ちます。視聴率自体は、基本的に1ケタで、“消費税割れ”も珍しくないのですが。ちなみに『水曜日のダウンタウン』は、12年3月に打ち切られた『クイズ☆タレント名鑑』(同)と同じプロデューサーが作っています。熱狂的なファンが多かったものの、『内容が下世話すぎる』といわれ続け、視聴率も低迷していた番組で、『水曜日のダウンタウン』も『クイズ☆タレント名鑑』と同じ道を進むかもしれませんね」(同)
ダウンタウンのMC番組には、これまでにも短期で打ち切られた番組が多数ある。2004年には『考えるヒト』(フジテレビ系)は11カ月、『WORLD DOWNTOWN』(フジテレビ系)はわずか5カ月で放送終了。近年では1313年の『100秒博士アカデミー』(TBS系)も5カ月で終わっている。
しかし『水曜日のダウンタウン』に関しては、「ダウンタウンはつまらなくなったけど、この番組だけは面白い」という声も多い。打ち切りになって一番困るのは、ダウンタウン自身かもしれない。