顔で選ぶ“朝ドラ女優候補”! 美容整形Dr.高須幹弥が、「清純に見える顔」を解説
清純派といわれる顔は、目なら開きは良いけど二重の幅が広すぎない自然な形、鼻は高すぎたり鼻筋が通り過ぎていたりすると威圧感が出てクセのある顔になるので、高すぎないくらいが好ましいです。輪郭もエラや頬骨が張っていると我が強そうな印象を与えるので、誰からも愛される丸みのある卵型が理想的。また、メイクでごまかす必要のない色白できれいな肌も、清純派の条件といえるでしょう。
そのような観点から見て、現在ヒロインを務めている高畑充希さんは、朝ドラ向きの清純派な顔。強いて言えば目の位置が少し内側寄りですが、許容範囲内です。
■清純顔は女性のあこがれる顔ではない!?
近年の朝ドラヒロインを見てみると、『あまちゃん』の能年玲奈さんが特に清純派の顔立ちですね。能年さんは、まぶたが分厚くて奥二重のような幅の狭い末広型二重の目だし、鼻筋も通っていないうえ、鼻先が丸いだんご鼻。女性があこがれるようなパーツではないんですけど、配置が良く、クリッと開いた目が可愛らしさを、鼻の低さがあか抜けていない雰囲気を出していることで、清純な印象を与えています。
まだ朝ドラヒロインを務めたことのない女優さんでは、広瀬すずさんが朝ドラ向きかな。彼女も二重の幅が狭いのに目の開きが良く、鼻も高すぎず、鼻筋が通り過ぎていない。少しエラが張っていますが、丸顔なのであか抜け感のない愛らしさにつながっていると思います。
ある程度年齢を重ねても、シワやたるみが少ないハリのある肌で、薄いメイクでも耐えられるくらい若く見えれば、清純な印象に近づけることはできますが、やっぱり“清純”は若い女性の特権といえるでしょうね。
高須幹弥(たかす・みきや)
美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長。オールマイティーに美容外科治療を担当し、全国から患者が集まる。美容整形について真摯につづられたブログが好評。
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