キム・カーダシアン、夫の全裸MVのおかげで9年前に発売されたセックス動画がまた爆発的ヒットに!
お騒がせセレブとして知られるキム・カーダシアン。彼女の知名度と人気を一躍上げたのが、元恋人で歌手のレイ・Jとのセックス動画だ。2人が交際していた2003年にプライベート用に撮影されたものだったが、これが第三者の手に渡り、07年には米アダルトビデオ大手の「ビビッド・エンターテインメント」に100万ドル(約1億円)で売却されてしまった。そのクオリティに圧倒されたビビッドは、すぐ配信を開始。『キム・カーダシアン:スーパースター』というタイトルを付け、キムを「パリス・ヒルトンの引き立て役」から正真正銘の「スーパースター」に押し上げた。
スーパースターとなったキムは、14年に、ヒップホップ&ファッション界のスーパースター、カニエ・ウェストと結婚。先日カニエが発表した「Famous」のミュージックビデオ(以下、MV)は、カニエとキム、そして、歌手テイラー・スウィフト、カニエの元カノであるアンバー・ローズ、カニエとよくコラボする歌手リアーナ、リアーナの元彼であるクリス・ブラウン、共和党大統領候補ドナルド・トランプ、米「VOGUE」の編集長アナ・ウィンター、キムの元養父(現養母)ケイトリン・ジェンナー、レイプ裁判中のコメディアンであるビル・コスビー、ジョージ・W・ブッシュ元大統領、そしてレイとおぼしき有名人たちが、白い巨大なベッドに全裸で並んで寝ているという内容で、世間を大いにドン引きさせた。
このMVだが、カニエは「みんな本人!」と主張しているものの、カニエとキム以外の有名人たちは偽者。そっくりさんを使っているのか、顔だけ画像合成しているのかは定かではないが、明らかに本人ではない。ドナルドはぶっきら棒に「自分じゃない」とコメントし、ブッシュ元大統領は代理人を通して「本物の方がいい体している」とジョークで対応。テイラーの新彼トム・ヒドルストンは怒り狂っていると伝えられ、突撃取材を受けたレイも不機嫌でムッとしていた。
現地時間29日、そんなレイにとっての朗報が伝えられた。米ゴシップ芸能サイト「fishwrapper」は、ビビッド・エンターテインメントの社長が「Famous」MV発表後に『キム・カーダシアン:スーパースター』の売り上げが50%も伸びたことを明かした、と報じたのだ。「Famous」MVでは、キムの横にレイが寝ており、明らかに「キムがセックステープで有名人になった」ことを匂わせているため、ビビッドは売り上げに期待していたが、予想を大きく上回る伸びだったとのこと。社長は大喜びで、「カニエを我が社のマーケティング部長にお迎えしたいくらい」と述べていたという。