演技力はどうでもいい? 元AKB48“非主力メンバー”倉持明日香が、連ドラ主演抜てきの謎
昨年8月にAKB48を卒業した倉持明日香にとって、初の連続ドラマ主演作となる『OLですが、キャバ嬢はじめました』(TSB系、火曜深夜1時28分~)が6月21日にスタートした(大阪・MBSは同19日に放送開始)。初回視聴率は1.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、深夜1時台にしては、まずまずといえるだろう。
同ドラマの原作は、鏡なな子氏の同名コミックエッセイ。手取り16万円、貯金ゼロで、中規模の広告代理店に勤め出して3年の主人公・小松菜奈子(倉持)が、電気もガスも止められ、途方に暮れる中、平日の夜3時間、キャバクラ「クラブ プロポーション」で働き始めて奮闘する姿を描いた作品だ。
ドラマ自体はコミカル仕立てであるため、“貧乏ネタ”でも悲壮感はなく、笑いながらリラックスして見られる内容。したがって、ドラマ出演の経験が乏しい倉持の“演技力”が問われることは、さほどなさそうだ。
そんな同ドラマの大きなポイントになっているのは、ストーリーうんぬんではなく、キャバ嬢たちの胸元が大きく開いたドレス姿のようだ。中でも、写真集や雑誌のグラビアなどで水着姿を披露してきた倉持、そして同店の“ナンバー7”役で登場する筧美和子のバストが、視聴者の間で話題になっているという。
AKB時代、「選抜総選挙」の最高順位は2009年と11年の21位で、“主力メンバー”とはいえなかった倉持。演技経験も多くなく、いきなりの連ドラ主演には、ネット上で疑問符も付いていたが、“豊満なバスト”で大抜てきされた可能性もある。
深夜1時台のドラマでは、リアルタイムで見る人も少なく、“視聴率的”には期待できそうにないが、新たな男性ファンをつかむきっかけになるとも考えられる。今後、倉持にはグラビア、DVD、写真集など“露出系”のオファーが殺到し、思わぬ大ブレークを果たすかもしれない。
(森田英雄)