TBSが「誤解を与える表現」、乃木坂46・生駒は失言で「すみません」! 芸能界謎の“謝罪”
編集S なんか最近やたらと「謝罪」が多い印象だけど、気のせいかしら。
しいちゃん 小さなところでは、6月10日に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で、司会のタモリに、「『おそ松さん』知ってますか?」と質問した乃木坂46の生駒里奈ね。『おそ松さん』(テレビ東京系)は、故赤塚不二夫のマンガ『おそ松くん』を原作として、主人公が大人になった姿を描いた作品。赤塚はタモリが若い頃世話になった師匠であり恩人ということで、生駒の発言は「失礼だ」と炎上したの。生駒は10日に乃木坂46公式ブログで「赤塚不二夫先生とタモリさんの関係性といいますか、ちゃんと私は理解した上でのトークでした! だから、いろいろ本当に作品が大好きな方々に私なんかが喋ってしまった事で、不快な思いをさせてしまったかもしれません。でも、テレビで話すという事は ファンが多い作品の事を話すという事は 歴史のある作品の事を話すという事は とても難しいです! だから、せっかくの楽しい時間、疑問やモヤモヤした気持ちにさせて本当にすみません」と謝罪。この件、一方では「謝る必要はない」という声も。
編集S どういうこと?
しいちゃん 放送で生駒は、「(おそ松さんは)今一番人気といっても過言ではないアニメなんですけど。『おそ松くん』が原作なんですけども、タモリさん知ってましたか?」と発言、「知ってる」というタモリに「おそ松『さん』ですよ?」と念押ししてるの。擁護派からは「おそ松『さん』知ってますか? なら全然いいと思う」「言葉の意図がわからない人が増えすぎ」「タモリが怒っているならまだしも、外野が騒ぎ立てるようなものではない」「事実誤認したうえに失言扱いして炎上させようとするところに、今の日本社会の精神的病巣の深さを感じる」といった意見が出てる。
編集S 確かに、タモリが『おそ松くん』を知っているのは当然でも、パロディ作品『おそ松さん』は知らない可能性がある。そう失礼な話とは思えないね。そもそもタモリだって、きっと坂道のことばかり考えていて、生駒ちゃんの話だってまともに聞いてないだろうし。
しいちゃん 最近は、読解力が落ちているのか、実際の放送をよく見もしないでおもしろがって加勢しているだけなのか、よくわからない炎上が多いね。似たような例でいえば、5月30日放送の『7時にあいましょう』(TBS系)。藤田ニコルの出演場面で誤解を与える表現があったとして、6月13日放送の同番組でテロップを出して謝罪、番組公式ホームページにも謝罪文を掲載してる。
編集S 藤田ニコルについては興味ゼロだけど、とりあえず聞こうか。
しいちゃん 番組では、藤田が中学時代に先輩やクラスメイトたちから「ブス」と言われたり写真に画鋲を刺されるといういじめを受けたり、修学旅行でファンに囲まれてしまい「ニコルのせいで予定が進まない」と一緒の班の子に責められたりしたことを、再現ビデオで告白。当時、心の支えとなってくれた担任教師と対面を果たすという内容ね。そこで、先生の計らいでクラスメイト6人がサプライズ登場したのだけど、TBSは「この元同級生たちが藤田さんをいじめていた加害者ではありません。誤解を与える表現がありました。視聴者の皆様、ご出演いただいた同級生、保護者、関係者の皆様にお詫び申し上げます」と謝罪しているの。
編集S この同級生たちがいじめたと思わせる演出があったの?