「寝てる間に痩せるサプリ」「新顔スーパーフード」2016年ダイエット業界のトレンドを読む!
■ダイエット食材の宝庫・沖縄が熱い!
健康王国・沖縄。ダイエットフーズの原点として、今、沖縄が業界内で盛り上がっているようだ。有名スーパーの店頭にはすでに並び出しているサトウキビファイバーを筆頭に、月桃(サンニン)、アロエ、モズク、青パパイヤ、グァバ、モリンガ、ノニ、クミスクチン、クワンソウなどなど……今まで世間一般に、「なんとなくカラダによさそう」「民間療法として使えそう」程度の認識だった沖縄の食品が、今ダイエット商材として研究されているそうで、新たに「コレはスゴイ!」という成分が発見されたという話が業界内で飛び交っている。
特に、サトウキビファイバーの注目度が高い。サトウキビを絞った後の繊維を、高温高圧で処理し、さらにほぐして発酵させたものには、豊富な植物繊維が含まれているという。そのため、腸内のデトックス効果に役立ちそうだ。ほかにも、ポリフェノールやオリゴ糖が豊富なことから、実際に沖縄では、学校給食や病院などでも使われているのだとか。「どうやっても出ない」という便秘の苦しみを抱えている人は、ぜひ一度試してみるといいかもしれない。
■まだまだ飛ぶ鳥を落とす勢いの酵素ブーム
ダイエットの救世主のごとく現れ、ブレークを続けているのが“酵素”関連の商材だ。酵素とは、生命にとって欠かせないパートナーのような存在で、消化や循環を助けるとされている。人のカラダの中にはすでにさまざまな酵素が存在しているが、「それだけでは不足気味」と各社が競い合うように酵素アイテムを発表している。ただこれまでと少し違うのは、味が変化したこと。酵素ドリンクは「カラダにイイけどおいしくない!」といった印象の商品が少なくなかったが、最近ではゴクゴク飲めるおいしい商品が増えているのだ。これまで敬遠していた人も気軽に試せるようになることから、酵素ブームはさらに盛り上がりそうだ。
■“ナマケモノ”向けダイエットサプリの衝撃
「寝ているだけでもスリムになれる」そんな夢のようなサプリが、最近業界内で話題となっている。なんでも、眠っている間に成長ホルモンの助けを借りて、いらない脂肪にアタックし、代謝をアップさせ、スリムなカラダ作りに役立てようという代物のよう。まさにナマケモノ向けのダイエットアイテムだが、正しいダイエットのお約束は、睡眠以外にも、正しい食事、適度な運動も必須であることを忘れない方がよいかもしれない。
このほかにも、腸内バランスを整えるのに役立つといわれ、少し前からブームの乳酸菌もまだまだ勢いがある。酒粕プラス乳製品といった組み合わせの商品が登場しているようだ。
このように、次から次へと変化していくダイエット界のトレンド。どれから手を出すべきかと悩んでしまいそうになるが、夏までにどうしても痩せたいと願う人は、まずはスーパーフードなどの力を借りて腸内環境を整え、体内バランスを取り戻すのがオススメかもしれない。
(ふじえりこ)