NMB48&HKT48が“崩壊”状態!? AKB一派、CD売り上げの減少止まらず
NMB48のニューシングル「甘噛み姫」(laugh out loud records)が27日に発売され、初日の推定売り上げ枚数が17万422枚(オリコン調べ)を記録したことがわかった。先日は指原莉乃が所属するHKT48の最新シングル「74億分の1の君へ」(ユニバーサルミュージック)が、過去最低値の出だしとなったことが話題になっていたが、今回のNMBはそれをも下回る数値となった。
かねてからNMB48は、AKB48の“支店”グループで最も売り上げに恵まれないといわれており、過去作品の数字は、2015年7月リリースの「ドリアン少年」28万2,242枚、同年10月の「Must be now」22万2,115枚、そして今作で17万422枚と右肩下がりに初日売り上げ枚数を落としている。一方で、HKT48も今月13日リリースの最新シングル「74億分の1の君へ」が、初日18万1,425枚とグループ史上最低を記録していた。
「昨年はAKB48の高橋みなみ卒業シングルとなった『唇にBe My Baby』が、発売初週でブレーク後初の“ミリオン不突破”したことにより、運営側が『総売り上がB’zを超えた』と急ごしらえのリリースを用意するなど、焦りを隠せずにいました。今回のNMB48、HKT48の売り上げは、ライバルグループ・乃木坂46の派生グループである欅坂46のデビューシングル『サイレントマジョリティー』初日売り上げに追いつかず、AKB一派の弱体化が数字に表れています」(芸能ライター)
支店グループの“崩壊”はファンの間でも話題になっており、3月にリリースされたSKE48の最新シングル「チキンLINE」(avex trax)も初週25万4,887と、エイベックス移籍後の最低売り上げを更新。「どのグループも数字落としすぎ」、「発売後の“ドーピング”が必要なのでは」といった意見もファンから上がっている。
「グループ毎に運営スタッフが異なっているAKBグループですが、近頃は“ドーピング”が期待される握手会といったイベントの“後出し開催”も減少しています。また各グループとも、現在はグループ全体の活動よりも一部人気メンバーのソロ活動を推す傾向も出ており、下位メンバーの離脱も著しい現状がある。少なくとも支店グループに関しては、記録よりも中心メンバーの人気維持が最優先ということなのでしょう」(同)
現在もヒットチャートを席巻し続けるAKBグループだが、いよいよその終着点が近いのかもしれない。