コラム
"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第312回】

元スタッフが明かす、KAT-TUN現役&元メンバーの内情と“意外な素顔”とは

2016/04/19 21:00

 確かにKAT-TUNはジャニーズの中でも強烈な個性の寄せ集めといったグループだ。そしてトラブルを起こし事務所を去った赤西、田中聖といったヤンチャなメンバーもいたから、『6粒の涙』に描かれるその内情は相当スリリングなものだろう。

 しかし、記事では確執とは別の意外なエピソードも紹介されている。それが脱退&現役メンバー間の“絆”だ。

 2013年の大みそか、KAT-TUN初の単独カウントダウンコンサートが京セラドーム大阪で行われていたが、一方、すでに脱退した田中は東京の自分の店で年越しの宴で盛り上がっていた。

「(宴の最中)とあることが起きた。『あっ、メンバーからメールが来た……』」

 そこには「俺たちはこれからもずっと仲間だから」という文言が。それを見た田中は大粒の涙を流したという。

 おそらく『6粒の涙』はこうした美しい話が随所に挿入されたものになるだろう。それも1つの真実かもしれないが、より大きな理由はジャニーズ事務所対策、訴訟対策のためのテクニックだ。そうした美談の行間に描かれるであろう、メンバーたちの暴露的“本音”や“実像”を楽しみにしたい。

 また本とは別に、主婦と生活社では「元側近スタッフによりあの時、あの場所のエピソード」なる有料メルマガを5月1日からスタートさせるという。月2回配信で378円。ジャニーズ商売がなかなかうまい主婦と生活社であった。

 先週の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた片岡愛之助の“隠し子騒動”は衝撃だった。愛之助に子どもがいることはすでに報じられているが、しかし今回の「文春」記事は隠し子を生んだ母親A子さん自身の「愛之助から子どものDNA鑑定を求められている」という衝撃告発だったからだ。しかし「女性自身」では「文春」が触れていない“ある事情”を紹介し、愛之助の主張を代弁している。

 それがA子さんが愛之助に求めている“認知”だ。

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