サイゾーウーマンコラム佐世保小6女児同級生殺害事件の少女像 コラム [連載]悪女の履歴書 11歳少女はなぜ友人を殺めた? 「佐世保小6女児同級生殺害事件」と少年犯罪の現在 2016/04/03 21:00 悪女の履歴書 「NEXTはみんなが使える表現ではないの? 絵文字ではないし、英語だからパクリではないような気がする。みんながやっていれば、当たり前になるのでは?」 だが、このことがA子の逆鱗に触れたようだ。その後A子はB子のホームページに侵入して勝手に書き換えるなどの嫌がらせを行う。それに対しB子はA子を揶揄するような文章をチャットに書く。ネット上の知識を自負していたであろうA子と、A子にとってネット上では格下だったはずのB子の関係はこじれていった。 確かに、その後LINEなどSNSの普及で高校生同士によるLINE殺人なども起こっているが、こうした些細なトラブルが殺人にまで発展するとは通常では考えにくく、不可解なものだ。しかもA子は周囲からは「おとなしく、普通の少女」と見られていた11歳の少女なのだ。 (後編につづく) 前のページ123 最終更新:2019/05/21 18:51 Amazon 『思春期病棟の少女たち (草思社文庫)』 小6の頃を思い出すとなんだかしんどくなる 関連記事 “理想の子育て”と評された母親はなぜ“鬼母”に――「大阪2児放置・餓死事件」「秋田連続児童殺害」――マスコミが報じなかった“鬼畜の母”畠山鈴香の実像実子を溺愛し、継子を疎む母の闇――「連れ子殺人・人肉食事件」と現代の義家族戦後初の死刑確定囚・山本宏子、主婦からの共感を集めた貧困の中の殺人15年にわたる実父の強姦が黙殺された、「栃木実父殺し事件」の時代 次の記事 ダウンタウン番組、6.5%の末期症状 >