親友の妻とのセックス動画が流出したハルク・ホーガン、100億円超えの慰謝料を勝ち取る!
18日には判決が下り、ホーガンは見事勝訴。セックス動画を流出させられたことで、多大なる損害を受けたという主張が認められ、サイトの運営会社は、賠償金1億1,500万ドル(約128億円)を支払うよう命じられた。また21日には、「加害者の行為は強く非難されるものであり、今後、二度とこのようなことを起こさない」のを目的とする、「懲罰的損害賠償」も認められた。その結果、同運営会社は1,500万ドル(約16億7,000万円)、運営者は1,000万ドル(約11億円)、セックス動画の掲載を決定したAJ・ドルリオは10万ドル(約1,100万円)をハルクに支払うことになった。
求めていた金額を超える、1億5,000万ドルもの賠償金を手に入れることになったハルク。裁判所の外で笑顔を見せ、ファンを安心させたが、イメージの修復は難しいだろう。
英大手タブロイド紙「The Daily Mirror」によると、ハルクのセックス動画は3本あり、1本目は「ババ立ち会いのもと、ヘザーがハルクにフ●ラチオし、終了後、ハルクは離婚した元妻の悪口を言いまくる」というもの。「GAWKER」が入手した2本目は「ムラムラするぜ」と言いながらも挿入は数分で終了し、息子が交際していた17歳のガールフレンドについて「すげぇ体してんだぜ」「オレとヤリたいんだと思う」と妄想する内容。3本目は、娘や息子の悪口を言うもの。公開されたのは2本目だけだが、これだけでも十分に「人種差別する最低オヤジ」「オレはすごいと豪語していたわりにはショボいセックス」というネガティブな印象が付いた。
ネット上では、「セックス動画が撮られた時期は、元妻との離婚騒動や家族ともめていた時で、暴言も仕方ない」という声が上がっている。ババはそんなハルクを励ますためにヘザーに、フ●ラチオやセックスをしろと命じたようなのだが、そのことに嫌悪感を抱く人は少なくない。
レスラーとしての復帰を願う声も強いが、WWEがオファーしたとしても、実現する可能性は低い。米ニュースサイト「INQUISITR」は、「ハルクは離婚で元妻に数千万ドルを支払い、WWEに解雇されたことで収入源もなくなり、大ピンチだった。でも、今回の賠償金で生涯安泰になった」「GAWKERは控訴する方針だが、次の裁判でも賠償金の支払いは命じられるだろう。ハルクは、プロレス界には復帰せず、余生を楽しむのでは」という見解を示している。
伝説的レスラーで、最高のエンターテイナーと呼ばれていた超人ハルク。身長2メートルを超す彼は、どこに行っても目立つ存在なので、静かな生活を送ることは難しそうだが……。