AKB48『君はメロディー』、初日ミリオン突破も批判の嵐!「史上最強のドーピング」の声
9日発売のAKB48最新シングル「君はメロディー」が、初日売り上げ1,13万3,179枚(オリコン調べ)で早くもミリオンを突破した。かねてから人気凋落がささやかれるAKBだけに、10周年記念シングルの“商法”については、「史上最強のドーピング」と批判されているようだ。
HKT48・宮脇咲良がセンターを務める「君はメロディー」は、前田敦子や大島優子らOGメンバーの参加が話題に。さらにカップリング「混ざり合うもの」は、“乃木坂AKB”名義でのコラボが実現している。デビュー10周年記念シングルだけに、運営サイドの気合もこれまで以上のものがあるが、企画以上に注目を集めているのが、CDの購入特典だという。
「恒例の握手会やサイン会の参加券は当然として、話題になっているのはメンバーの生写真。指原莉乃や島崎遥香ら現役生、前田や篠田麻里子らOG、さらに白石麻衣や生田絵梨花ら乃木坂メンバーの生写真もランダム封入されるとあって、大量購入を煽るものとなっています。さらに、一昨年に開催されて“伝説”と言われる大規模イベント『AKB48グループ夏祭り』への参加券が含まれるバージョンもあることから、ファンからは呆れ気味の声が上がっています」(スポーツ紙記者)
過去最大級の特典商法の展開には、やはり運営サイドの“焦り”が隠されているようだ。
「グループリーダー・高橋みなみの卒業シングルとなった前作『唇にBe My Baby』は、ブレーク後初めて初週売り上げがミリオンを突破せず、ファンのみならず経営陣も相当な苛立ちを見せていました。そこで、グループのシングルCD総売り上げが、国内最高だったB’zの3580.9万枚を超えたというデータを何とか掘り出し、それをアピールするかのごとくメディアに一斉リリースしました」(同)
もはやAKBに当初の勢いはなく、ファンの絶対数は乃木坂に抜かれたことも定説になっているが、それを覆い隠すためにも今回の“初日ミリオン”は必須条件となっていたようだ。
「OGや乃木坂の参戦という“切り札”まで使っているだけに、今回の数字には一安心といったところ。今後も、こうしたドーピング企画は定期的に行われることとなるでしょうね」(同)
手を変え品を変えのドーピングに、果たしてファンはどこまで着いて行くのだろうか。