ジャニーズ「Jr.大賞」、岩橋玄樹が山P＆赤西に並ぶV3！　“デビュー確実”路線は微妙に？

永瀬廉の後ろに佇む橋本涼

太田　2位は、昨年と同じでMr．KINGの永瀬廉、3位が昨年5位から順位を上げた、同じくMr．KINGの平野紫耀。

田幸　KINGも強い！　勢いからいったら、永瀬が1位になったりするかもと、ちょっと思ってたんだけど。岩橋の壁は厚い。

太田　4位がPrinceの岸優太、5位もPrinceで神宮寺勇太。旧キンプリ、強い！

田幸　1位から5位までが、Mr．KING vs Mr．Princeのメンバー。Mr．KINGの高橋海斗も11位にランクイン。キンプリ、本当に強い。

太田　キンプリの人気ぶりはスゴいけれど、投票時期の頃は、2つのグループが別々に仕事をするようになって、しかもKINGだけが『Johnny’s World』に出たり、なんとなく差を感じる頃だったんだけどね。

田幸　岩橋が票を集めたのは、そういったところも関係していたかもしれないね。「KINGのメンバーには絶対勝つ！」みたいな感じで、ファンも燃えたのかもしれない。

◎関西勢は西畑が大健闘、SixTONESとSnow Manは……

太田　そういう熱いファンが多いのは、すごい強みだと思う。そんな1位から5位までキンプリ独占というところに続く6位が、関西ジャニーズJr．の西畑大吾！

田幸　もともと人気はあったんだろうけど、前回の15位から大幅アップ。NHKの朝ドラ『あさが来た』効果もちょっとあるのかな？　と思ったけれど、投票期間にはまだ朝ドラにも登場してなかったと思うし。

太田　『ザ少年倶楽部』（BSプレミアム）や『ガムシャラ！』（テレビ朝日系）などに出演する関東Jr．と比べると、関西Jr.の露出は少ない。そんな中でこのランクアップは、大健闘なんじゃないかな。

田幸　平野、永瀬の2人が実質、関西Jr．ではなくなって、西畑はこれから関西Jr．の看板となっていく存在だからこそ、この結果は大きな力となるね。平野・永瀬を『まいどジャーニィ』（BSフジ）メンバーとして考えると、永瀬、平野、西畑。19位に向井康二、20位大西流星と、みんな20位以内にランクインしていたりして、着実に人気をモノにしてきているのがわかるね。

太田　トップクラスのJr．でいくと、SixTONESは松村北斗の9位が最高位で、ジェシーが13位、京本大我は14位と、3人ランクインしたものの、ちょっと物足りない結果だったかも。

田幸　昨年はユニット名も正式に決まって、いよいよ本格的再始動というところだったわけだしね。こういう投票系に力を入れるファンとは、ちょっと層が別なのかもしれない。そういう意味では誰もランクインしていないSnow Manも、応援のスタイルが違うのかもね。

太田　SixTONESの場合は、身内に芸能関係者がいたり、なんとなく“ほっといても大丈夫感”があるのかな。アツく応援しなくても大丈夫そう、という心理につながってきそうで、そこが損してるかもね。

田幸　投票したくなる何かが欲しいかも。ただ、部門別の「いちばんワイルド」とか「いちばん美形」、「ケンカが強そう」など、メインの「恋人にしたい」意外の部門別ランキングではSixTONESが結構強かっりするのは、やっぱりキャラが強いのかな、とは思うね。