新しいバレンタイン文化の兆し!? マッチョ業界と花業界の異端児が語る「2月14日」のこれから
■男は黙って、花を贈れ
マッチョ29のメンバー
――今後、バレンタインはどう変化していくと思いますか?
鈴木 おそらく二極化すると思いますよ。2~3年で大きく変わっていくと思います。僕はご褒美チョコはそんなに伸びないんじゃないかなと思っています。フラワーバレンタインが爆発的に跳ねて、男性から女性へプレゼントする日になるかもしれないし、女性と男性、両方のための日になるかもしれない。でも、ひとついえることは、バレンタインデーに女性が男性にチョコを贈る、告白する日という文化は、絶対に消えないです。男女の恋愛において、「バレンタインデーだから告白する」と言い訳できる、必要な日ですから。
近藤 僕は気弱な男子が勇気を出して女性にチョコを渡し、告白をする日になるのではないかと思っています。草食系こそ花を使って告白しよう、という方向へもっていきたい(笑)。これまでの既存にない、日本独特の花贈りの文化を作れば、そこには爆発的なマーケットがあると思っています。オタクタイプの男性が花を渡せるようになったら、日本は変わると思うんです。彼ができるなら、僕もできる。そういう見せ方ができたら一番いいですよね。日本には言葉で気持ちを伝えられる男性は少ないと思うんです。だから、「男は黙って、花を贈れ」。これをキャッチフレーズに、さらに業界を盛り上げていきたいと思います。
(上浦未来)
・マッチョコ屋
日程:2016年2月13日(土)14:00~21:00、14(日)14:00~19:00
場所:アトレ吉祥寺店 ゆらぎの広場
※時間は変更する可能性あり
近藤祐司(こんどう・ゆうじ)
花男子プロジェクトの代表。本業は、花の仲卸会社、豊橋ボタニカルガーデン代表取締役社長。2011年6月、需要が低迷する花業界の将来に危機感を持ち、「花贈り」の文化普及活動をスタート。同年11月に「花男子プロジェクト」を立ち上げ、パフォーマンスではMCを担当しながら、音楽・音響・演出・企画プロデュースなど全てに関わる。
・花男子プロジェクト
鈴木秀尚(すずき・ひでたか)
株式会社ハイ代表取締役社長。お姫様抱っこ協会会長。「マッチョバスツアー」、「マッチョカフェ」、アイドルグループ「マッチョ29」、かき氷店「マチョ氷」、「劇団マッチョ」など、話題のマッチョイベントをプロデュースしている。
・株式会社ハイ