ブルック・シールズが、“ハリウッドの腫れ物”トム・クルーズの不気味な私生活をぶっちゃける!
1980年代に人気を集めた女優のブルック・シールズ。子役時代から娼婦を演じたり全裸になったりと、体当たりの演技が高く評価された。芸術的なまでに美しいとも絶賛された彼女は、名門プリンストン大学に進学するなど頭脳明晰で、才色兼備な女優としてあがめられてきた。私生活では、テニス選手のアンドレ・アガシとの結婚・離婚を経て、2001年に再婚したテレビプロデューサーのクリス・ヘンチーとの間に2人の娘をもうけ、幸せな家庭を築き上げている。
そんなブルックが、13日、人気ラジオ番組『Dirty,Sexy,Funny』に出演。パーソナリティーのジェニー・マッカーシーと一緒に、トム・クルーズと彼の前妻ケイティ・ホームズのネタで大いに盛り上がった。
インタビューの冒頭で、ジェニーは、「さっきも話していたんだけど、あなたって本当にいい人なのよね。私のチャリティーも手伝ってくれるし、優しいし、敵なんていないタイプ。昔、トムとイザコザがあったけど、最後は仲良く和解したし。なによりも自分の思っていることを発言したのは素晴らしい」とブルックを絶賛した。
トムとのイザコザとは、ブルックが「長女を出産した後に産後うつになり、抗うつ薬を飲んで克服した」と告白した際、向精神薬の投薬に反対する新興宗教「サイエントロジー」信者であるトムに激しく批判されたこと。最終的にトムが謝罪し、和解。ブルックはトムとケイティの結婚式にも出席している。
ブルックは、「人生は短いからね。思っていることは発言する使用と思っているの。私を快く思わず、ネガティブなことを言う人もいるけど、いちいち気にしていられるほど人生は長くはないのよ」「特に50歳になって、誰も私のことを好きじゃなくてもいい。どうでもいい。もう時間を無駄遣いしたくない、って思うようになったの。こういう心境になれて、本当にホッとしている」と発言。しばし、ブルックの娘の話で盛り上がった後、話題は再びトムへと戻った。
当時交際していたジム・キャリーと一緒に、トム&ケイティの結婚式に出席したジェニーは、「式のリハーサルのときだったかな。トムとケイティの娘スリがかわいくて、『抱っこさせて~』って言ったの。そしたら、(抱っこはサイエントロジー的にはNGなのか)凍りつくような空気が流れて。ケイトは(サイエントロジー指導者の)デビッド(・ミスキャベッジ)を見てうなづいたの。抱っこさせてもらったけど、めちゃくちゃ気味が悪かったわ」と明かし、「あなたにもそういう経験ない?」と質問。
これに対し、ブルックは、「トムがうちに来たことがあってね。トムから『ゆっくり話がしたい』と連絡があったとき、びっくりして自分の広報に相談したら、『彼の家に行ってはダメよ。自分の家に来させなさい。そうすれば隠しカメラを心配することもないしね』って指示されて。で、私の家に来ることになったの」「彼は1人で来たわ。1人で車を運転して、付き添いの人は誰もいなかった」と戸惑った経験を語り、話題はトムの娘、スリに。「当時、まだ誰もスリを見たことがなくて。本当にいるのかどうかも疑われてたのよね。でも、私はスリが生まれた日に、同じ病院で(娘の)グリアを産んでいるのよ!」と言い、とんでもない勘違いをしたことについて語りだした。
「あの日、私が病院に入ったのは早朝4時。そのとき、病院から傘で覆われながらガードされた人たちが出てきてね。『なんなのかしら?』って夫のクリスに言ったら、『日光に当たってはいけない病気なんじゃないか』って言うの。『そんな病気の人を、なんで日の出近くに移送させるのよ』って思ったけどね」「私は病院までマスコミにつけられてきてたから、別名で入院して。トップ・シークレット扱いにしてもらってたの。でも、部屋に入り、窓の外を見たら、ヘリコプターは飛んでるわ、病院の周りにはパパラッチだけじゃなくてテレビカメラを持ったマスコミが大勢来てるわ。『一体、誰がタレ込んだの! 私はただ、出産したいだけなのにっ!』って、ブチ切れたの。そしたら、看護師がすまなさそうに、『あなたのために集まってるわけじゃないのよ』って言うのよ。『えぇ、本当? 誰のために集まってるの?』って聞いたら、『ケイティとトムなのよ』って。『あぁ、そうね。知ってたし』って、必死でごまかしたけど」と、傘で姿を隠していた人は恐らくトムだったことを示唆しつつ、自分がとんでもない勘違いをしていたことを明かした。
ジェニーは、同じような勘違いをしたことがあるとブルックを励まし、「トムたちとは、その後、会ってる?」と質問。ブルックは「会ってないわ。ケイティは……ニューヨークに戻ってきて、同じ地区に住んでるんだけどね。会ってないわ」と回答。
そして、「実は私、ケイティから結婚式に招待してもらったのよ。招待してもらって、『じゃ、私はサムシング・オールドを持っていくわ!』って約束したのよ」と、花嫁が式で身に着けると幸せになるといわれる「サムシング・フォー」のうちの1つ「古いなにか」を用意したことを明かした。ブルックはアシスタントと一緒にサムシング・オールドを探し、ビクトリア朝時代のエナメル・コンパクトを見つけて購入。ケイティには、式の直前に届けたのだが、「警備がすごくて。おまけに暗くて、すごく静かで。彼女の部屋にたどり着くまでは、まるで007か、スパイのジェイソン・ボーンになった気分だった」と明かした。
ジェニーは、トムとケイティの式がイタリアの古城で行われ、想像を絶するほど豪華なものだったとリスナーに説明。ブルックは、「抗うつ剤の件で、私が彼らの式に出席することを憤慨する人も多かったけど、式に招待されたら行くものだしね。彼らに対して敵意なんて持ってなかったし、結婚式なんだから」と、なにも計算せずに出席したことを告白。ジェニーも、「ジムとはもっと前に別れようと思ってたんだけど、この結婚式には絶対出なきゃ! って思って、我慢してたのよぉ」と大笑いしながら明かし、昔話に花を咲かせていた。
おばさまたちのお茶トークのようなノリで、ハリウッドの腫れ物であるトムの情報をあけすけに語った2人。パパラッチとも気さくに会話をすることで知られるブルックが、次にどんな爆弾を落としてくれるのか、期待が高まるところだ。