「SMAPを辞めさせたいのはメリーだけ」ジャニーズ事務所が“全員残留”のため奮闘中!?
13日付「日刊スポーツ」「スポーツニッポン」2紙が一面で伝えたSMAP独立報道に、各メディアは大混乱に陥った。SMAPメンバー、そしてジャニーズ事務所の公式コメント発表に注目が集まっていたが、事務所は同日正午、「協議を進めているが結論は出ていない」との見解を発表した。
この発表に、SMAPファンからは悲痛な声が上がっているが、「ジャニー社長を含めて、ジャニーズ内で本気でSMAPの分裂や解散を望んでいるのは、メリー喜多川氏のみというのが正確なところのようです」と語るのは、ある芸能プロ関係者。ジャニーズの広報責任者が、オフレコで各メディアに、報道するにあたって“ある注文”をつけているといい、「その行動から、ジャニーズ事務所のSMAP残留の願いが読み取れる」(同)という。
「ジャニーズ広報・C氏は、親しいマスコミ関係者からの取材に、『日刊スポーツに沿って紹介する分にはOK』、『独自の追加取材はNG』と2つの要請を行いました。『スポーツニッポン』に関しては、あまり触れないでほしいという素振りを見せていたんです」(ワイドショーディレクター)
両紙ともSMAP独立騒動の発端は、SMAPチーフマネジャー・飯島三智氏の退社に関連しており、木村拓哉を除くメンバー4人が飯島氏とともに独立する意向と伝えているが……。
「しかし記事をよく読むと、ハッキリと『グループ解散』を明言する日刊に対して、スポニチは『今後の話し合い次第では全員が残る可能性もわずかにあるかもしれない』など、含みを残した内容になっています。ジャニーズサイドが『SMAP全員に残留してほしい』と願うならば、普通スポニチの記事を支持しそうなものですが、実はスポニチの情報源は、飯島氏独立に加担しているケイダッシュの関係者なんだとか。一方で日刊は、事務所のトップであるジャニー喜多川社長の意向を反映し、現状をストレートに伝えているそうです。現段階で、ヘタにSMAP独立回避説を唱えられると、さらなる混乱を招きかねないからこそ、ジャニーズはスポニチをスルーしてほしいと各メディアに申し出たのかもしれませんね。それだけ、ジャニーズがSMAP残留のために、慎重にことを運びたいということでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
そんなジャニーズ内の動きとは裏腹に、メリー氏は「今後の動向にかかわらず、本気で“飯島派”の4人を追い出そうとしている。結局自分の言うことを聞かない者は必要ないということでしょう」(同)という。果たして最終的にジャニーズ事務所は、そしてSMAPは、どのような道を選択するのだろうか?