レオナルド・ディカプリオ、レディー・ガガの受賞を嘲笑したことで謝罪!?
歌手として大成功を収めたアーティストの中には、女優に野心を持つ者が少なくない。しかし、大半が「大根役者」として酷評されるハメになる。シェールやジェニファー・ロペスのように歌手&女優としても人気のセレブはまれで、マドンナやマライア・キャリーのように「もう二度と演技をするな」と笑われる結果となるのだ。
ガガも当初、あまりにも有名かつ独特の世界観を持つ歌手であるため、女優業は大コケすると懸念されていた。しかし、役が彼女のイメージにぴったりだったこと、クリエーターとの相性が良かったこと、そして天性の演技力を持っていたことから高く評価されるようになった。だが、レオナルドら役者一筋の俳優・女優たちから見れば、「二足のわらじで、役者を極められるはずなどない」「歌手としての知名度で、視聴率を獲っているだけ」と思えてしまうのだろう。生肉ドレスを着たり、ステージの上で半裸になって踊ったりしている彼女のことをゲテモノ扱いし、彼女の受賞を「ギャグ」として捉えたのかもしれない。
なお、レオナルドのリアクションを見た、ガガの婚約者で俳優のテイラー・キニーは大激怒。「RadarOnline」は、テイラーが、授賞式のアフターパーティーでレオナルドに歩み寄り、怒りを抑えながら「あのリアクションは、あからさまに失礼なものだろ。あまりにもプロ意識に欠けるものだ」と非難し、ガガへの謝罪を要求したと伝えた。
テイラーの言葉が効いたのか、はたまたネットで話題になっていることをヤバいと思ったのか、レオナルドはその後、アフターパーティーでガガを見つけ、「きみが受賞したとき、笑っていてすまなかった」と謝ったとのこと。レオナルドは授賞式が始まる前から酒を飲んでおり、式の最中もご機嫌。「酔っぱらって、あのような失礼なことをしてしまった」と説明したようだ。ガガはレオナルドの謝罪を受け入れ、満足げだったとのこと。もしかしたら、最愛のテイラーのおかげだと察したのかもしれない。
食事をしながらリラックスした雰囲気で開催されるゴールデン・グローブとは異なり、アカデミー賞は荘厳かつ厳粛な雰囲気の中行われる式典。ノミネート作品の発表は今月14日、授賞式は2月28日。ガガのことを笑ったレオナルドがノミネート、そして悲願の受賞となるのか。注目したい。