サイゾーウーマンカルチャーインタビュー批判なんて気にしないゴージャスとダディ カルチャー ゴージャス松野×ビッグダディ対談(後編) 批判なんて気にしない! ゴージャス松野とビッグダディが説く「自分らしい生き方」 2015/12/20 17:00 インタビュービッグダディゴージャス松野 ビッグダディが勤めるホストクラブ「クラブA.C.T」のホストたちと (前編はこちら) ドロ沼離婚からホストを経て、現在はレスラーとして活躍するゴージャス松野と、5度の離婚歴を持ち、プロレスデビュー、ホストデビューを果たしたビッグダディこと林下清志。世間からどんなに叩かれても這い上がり、我が道を進んできた2人。どうしたらそんなにポジティブに生きられるのか、その知られざる思いを語り合った。 ――今の若い女性についてどう思いますか。 ゴージャス松野(以下、松野) 今の若い女性はすばらしいですね!……なんて媚びなくていいか(笑) ビッグダディ(以下、ダディ) (笑)。自分は浅草で毎週末クイックマッサージの仕事をしてるんですけど、全国から来る女の子たちみんな、「え、マジ」とか、言葉遣いに品がない。自分が品を語るのもへんな話ですけど、生きていく上で大事なのは、自分のなかの品の持ち方だと思う。ああいうのは残念。せっかくきれいな顔してきれいな格好しているのに、もったいない。 松野 今の時代、転職してもそれがマイナスになるわけじゃないし、離婚しても驚かれる時代じゃないし、いろんな意味で昔の人に比べたら自由になって、女性に限らず男性も幸せな時代だと思うけど、その幸せ感をうまく生かしきれてないように思う。 ダディ がっついてないですよね。 松野 淡白っていうか、ハングリーじゃないというか、逆にそれがいい場合もあるかもしれないけど。 ダディ 周りを気にしすぎだと思います。周りと照らし合わせてでしか、ものを考えられないので、個性もなくなってくる。法を破ったり世間に迷惑をかけなければ、もっと思い切って自分の思うように生きていいと思いますよ。 松野 周りの目とか批判とか、一般の人はそんなに気にしなくてもいいと思うけど、仲間内でSNSをやってると気になるのかな。 ――おふたりは世間からバッシングされることもありましたが、精神力が強くポジティブですよね。 ダディ 世間からの批判ってまったく興味がないんですよ。50年俺をやっててまだ俺がわからないのに、他人に俺がわかっているようなことを言われる筋合いはない。たかだか何時間かの番組を見ただけで、わかったような気になって批判しているやつは、能天気だなと思いますね。同じようにあの番組を見て「ファンです」という人に対しても一緒。俺の何を知ってるわけでもないので、まったく興味がない。 松野 表に出た部分だけで批判されるのは、僕ははっきりいって頭にきました。Twitterもエゴサーチして見ます。見て素直に「こういう評価もあるのか」と受け入れるところは受け入れて、わかってないやつには「今に見てろ」と思う。サイゾーさんにもよく出てきて、いつも拝見してます(苦笑)。 ダディ 自分はTwitterで絡んでくるやつは、相手が黙るまで徹底して追い込んでましたよ。「電話かけてこい」って電話番号を送ったりして。道を歩いてて何か言われることもあるし、ドロップキックされて逃げられたこともある。最近は減りましたけど、わざわざ家に訪ねてくるバカもいる。夜中の1時2時にピンポンって。1人で来るような勇気のあるやつはいなくて、だいたい2〜3人。まったく怖くないですね。 松野 昔マスコミもピンポンって来ました。カメラ構えて。 ダディ スーパーで雑誌の記者という人に胸ぐらつかまれたこともありますよ。「てめえ、子どもを見せ物にしやがって」と。でも、そういうの嫌いじゃないんですよ(笑)。全然いいんです。そういうの好きだから、ワクワクしますね。 松野 ダディさんはファンもいるでしょう? 僕はマイナスイメージからのスタートだったけど。 ダディ 自分も強烈なアンチがいっぱいいますよ。娘の通ってる高校にじゃんじゃん電話がかかってくるし、自分が働いている六本木の心療内科の受付の人もアンチからの電話で困っている。「なんであのおやじを使ってるんだ」と。ブログで「○○で講演会があります」なんて書くと、すぐに主催者に電話がいくんで、最近は終わってから書くようにしています。いろいろありますね。 松野 今思えば、僕はマスコミに感謝してますよ(笑)。叩かれ続けると、人間が丸くなるんです。 12次のページ Amazon ビッグダディの幸福論 〜はい、左様なり。〜 関連記事 「生物として異常な繁殖能力が魅力」ビッグダディ握手会に集う人の熱狂ビッグダディは序の口!? アメリカの家族密着番組から誕生した、イロモノ有名人の壮絶人生現役ジャニーズJr.が“お泊まり可”のホストクラブに在籍!? ジャニーズ「2丁目バイト」事情「おばさん」になるのは案外悪くない。中年の50代女性が得るもの、手放すものの豊かさ現代コスメのニーズは「コンフォート」!? 化粧品市場が熱視線、50代以上の女性“美”