サイゾーウーマンカルチャーインタビューゴージャス&ダディがホストになったワケ カルチャー ゴージャス松野×ビッグダディ対談(前編) ゴージャス松野とビッグダディが語る、俺たちがホストになったワケ 2015/12/19 17:00 インタビュービッグダディゴージャズ松野 ――プロレスにはどうして進出したんですか。 ダディ 自分はもともと好きで、お話をいただいて、ためらいがあったんですけど、そんなチャンスはもうないと思って。4カ月ほどトレーニングして、8キロ体重を落としました。 松野 僕も小学校の頃プロレスが好きで、レスラーになりたいという夢があったんです。クラブ愛にいた頃、IWA(プロレス団体)の社長さんとご縁があり、「タイガー・ジェット・シンのマネージャーにならないか」と声をかけていただき、お仕事いただけるのはうれしかったし、好きな世界だったので迷うことなく飛び込みました。最初はレスラーになる気はなかったんですけど、プロレスはマネジャーも試合に巻き込まれることがよくあるんです。当時、「話題作りでやってるんじゃないか」という批判もあったし、他のレスラーからも冷たい目で見られていたので、一念発起してトレーニングしてデビューすることにしました。 ダディ 「話題づくり」という批判は自分もあります。声かけるほうからすれば、話題づくりも当然あると思います。 松野 ギブ・アンド・テイクですよね。こっちが「やらせて」と言ってもできない。話題になるだろうと思われれば、声がかかる。 ダディ 批判している人だってまんまと乗っけられてる。批判することで話題になってるから。 ――結婚、離婚については、振り返ってみてどう思いますか。 松野 結婚生活は3年弱。法律的には5年間くらいありました。ただ僕は感謝しているというか、あの事件があったからこそ、自分がやりたいプロレスや歌の仕事ができた。あのままマネジャーを続けていたら、今ある幸せがなかったのかなと思いますね。 ダディ 騒動のときは、マスコミの取り上げ方がひどく、大変でしたね。 松野 今は“コンプライアンス”とかいって穏やかになりましたけど、あの時代のマスコミには人権意識はなかったですね。結婚は「こりごり」とは思いませんが、もうしないと思います。今は、自分の時間を大事にしたい。今一人暮らしで、トレーニングをしたり、酒を飲まず食事に気を使ったりとストイックな生活をしているので、その空間で他の人といっしょに暮らしたくない……と言ったら語弊があるかもしれないけど、彼女(歌手の田代純子さん)とは法律的にはなんの保証もないけれど、近くに住んでいて必要なときに手を借りたり貸したりしているので、それが今は快適。 ダディ 自分は長男と一緒に暮らしてますけど、時間が合わないのでほぼ一人暮らしのようなものですね。女性には興味がありません。歴代の結婚も、全員会ったその日に結婚を決めているけど、それは相手が「嫁さんにして」というからであって、自分からプロポーズしたことはない。ぶっちゃけた話、誰でもいいんですよ。基準は、俺と暮らしたいと思うかどうか。だから、出ていくときも「どうぞ」といって出してる。結婚も離婚も一緒だと思うんです。今より幸せになろうと選択する道。けんか別れはないし、「元家族」であることは変わりないので、歴代の嫁と飲むこともあります。 松野 ダディさんの生き方は素晴らしい。僕は子どもがいないんで。 ダディ 子どもを持てたのはラッキーでした。親になるまで自分という人間があまり好きじゃなかったし、自分の親父もあまり好きじゃなかったし、この世の中に俺がいてもいなくても関係ないと思って生きてた。子どもを持ったおかげでその考え方がガラッと変わった。 松野 僕は今となっては子どもを育てる自信がないですね。ダディさんの場合、自信があってもなくても育てないとならない状況ではありましたけど。 ダディ 嫁さんに逃げられたときは、一番上が小学4年、そのあと年子で3年、2年、1年、年長、年中、年少、幼児。こんなの抱えて父子家庭で8年近く。人生に選択肢があるなら、こんなモン選択しません。たまたま子どもができたんで、それを楽しもうと思って暮らしただけですね。自分は「家族計画」という言葉が大嫌いなんですよ。家族は計画的につくるものじゃない。女性が出産を躊躇するとしたら、たいていその後の育児がたいへんだからでしょう。自分の場合、嫁さんがいたときから、赤ちゃんをおんぶして仕事してましたから。 (後編につづく) ゴージャス松野 1961年、福島県生まれ。東宝芸能のマネージャーを務めたのち、沢田亜矢子とともに独立、入籍。97年ごろからドロ沼の離婚劇が報じられ、2001年に離婚成立。00年CDデビュー、ホストデビュー。現在は、歌手、プロレスラーとして活躍中。16年3月13日にDDTプロレス福島大会『ゴージャスナイト』を開催。ブログ:ゴージャス松野の『ゴージャスコラム』 ビッグダディ 1965年、岩手県生まれ。2006年よりドキュメンタリー番組『痛快!ビッグダディ』(テレビ朝日)に出演。5度の結婚、離婚を経て、一時は連れ子も含めて20名の子どもを育てる。東京・浅草で「リラクゼーション柔々」を経営する傍ら、タレント活動も行う。16年に新宿で居酒屋をオープン予定。ブログ:「ビッグダディ~俺の米粒~」 前のページ12 最終更新:2016/01/26 14:48 Amazon DDTプロレス Judgement 11 [DVD] ゴージャスの筋肉の本気度! 関連記事 ビッグダディ「ホストデビュー」、小雪「ママを救いたい」……勘違いタレント最新情報ビッグダディ、5度目のスピード離婚! 『バイキング』関係者も「ノロケてたのに……」田中聖、ホストプロデューサー転身!? ジャニーズ現役・OBのホストクラブ計画の黒幕現役ジャニーズJr.が“お泊まり可”のホストクラブに在籍!? ジャニーズ「2丁目バイト」事情“100年に1人の逸材”新日本プロレス・棚橋弘至が、マウンティング女子をぶった斬る!! 次の記事 喜多嶋舞よ、共感してもらえると思ったのか? >