今のお遊戯会は配慮がスゴイ! 『3匹の子ブタ』ならぬ『15匹の子ブタと9匹のオオカミ』
ようやく、ココたち年長クラスの出番。これがラストのお遊戯会なので、オレも気合入れてスマホで写真撮りまくることにしたわけです。ココたち女子チームによる『セーラームーン』の歌とダンス、合唱・合奏とハンドベルによる「もろびとこぞりて」は全部うまくできていましたね、1カ月練習した成果でしょ!
実際は音程ずれてたりダンスもミスしたりと、細かいミスはパラパラとあったけど、それをいちいちツッコむと5~6歳の子どもは落ち込んだり、「失敗してない!」と逆ギレしたりするわけで、オレはココやクラスのみんなに「すごいねえ~、ダンスも歌もカンペキじゃん!」と声をかけましたよ。みんな楽しそうにしてるので、よかったよかった!
そしてトリは年長組全員が参加する劇『15匹の子ブタと9匹のオオカミ』! これは『3匹の子ブタ』をアレンジした劇らしいです。ずいぶん前に、小学校の学芸会などでは『桃太郎』や『白雪姫』をやる時に、主人公一人だけ目立つと親からクレームが入るので、主人公は平等にみんなで演じるという話を聞いたことがあったけど、マジで『3匹の子ブタ』を『15匹の子ブタ』にすると聞いた時は驚愕しましたね。ココから事前に「私はちびブタをやるから!」と聞いてたけどさ……。オレは、ココも含めみんなちゃんとセリフとか覚えてるか、不安と期待で気になっていたんですよ。
ところが始まってみると、プロのナレーターと思しきナレーションと効果音が流れるじゃないですか! 園児たちはそのナレーションに合わせてセリフをしゃべる。うーむ……。いまの時代は、こういう子どもの芝居用のCDがあるんですね。驚きですわ。これも子どもたちがセリフを間違えないようにする対策なんだろう。まあ、5~6歳児じゃセリフを丸暗記するのは難しいからね。とちったり忘れたりすると、ヘタしたら泣き出す子もいるかもしれないし、芝居用音源があった方がスムーズに進行するだろうし。おかげで劇は無事に終了しました。
これで幼稚園のお遊戯会が最後というのは寂しいですが、今回もココの成長が確認できてよかった! 写真を撮りまくっていたオレですが、ココは年長組でただ1人、前歯が2本抜けていて、さらに前日に鉄棒で遊んでいる際に手が滑って顔から地面に落ちてしまい、額にでかい擦り傷があるんですよ。笑うと歯がないから写真を撮る時はどうしようかと思っていたんですが、まあ笑いますよね。撮影した写真を見ると、どれも歯が抜けたまま! ま、これも思い出ということで!