ゴシップ常連組は入らず……Facebookの「今年話題になった芸能人」が意外な結果に!
第6位は、カナダ出身の歌手ドレイク。ラッパーのミーク・ミルらとのビーフ、プロテニスプレーヤー、セリーナ・ウィリアムズとの復縁、そのセリーナが全米オープンの準決勝で敗退したのはドレイクが応援観戦していたからだという下げチン疑惑、極め付きが10月にリリースされた「Hotline Bling」の超ダサいダンスと、1年間ゴシップ好きの関心をさらった。
第5位は、ラッパーのウィズ・カリファ。巨尻巨乳が自慢の自称「アバズレ・ビッチ」ことアンバー・ローズの元夫であるウィズは、これまでアンバーがらみの話題で注目されることが多かった。だが、今年は映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のエンディングソングとなった「See You Again feat. Charlie Puth」が世界的な大ヒットに。この曲は、同作が遺作となってしまった俳優ポール・ウォーカーに捧げるもので、内容も彼への友情とリスペクト、そして「必ずまた会おうな」と再会を誓うもので、「男の友情を感じる」「仲間の絆を感じる」と聞く者の心を打った。
第4位は、歌手ニッキー・ジャム。今年、スペイン出身の歌手エンリケ・イグレシアスとのコラボ曲「El Perdon」が大ヒットしたニッキー・ジャム。中南米やスペイン語圏で大きな話題になったことから、第4位にランクイン。Facebookはスペイン語圏ユーザーが多いことを知らしめる結果となった。
第3位は、ラッパー、音楽プロデューサー、デザイナーのカニエ・ウェスト。今年も、アーティストやデザイナーとして大活躍したものの、ネット上では、第二子である長男をめぐり、「クリスマスの日に出産させ、イエスと名付ける」など散々ネタにされた。自身も、「2020年の大統領出馬宣言」をするなど相変わらずぶっ飛んでおり、公私ともに絶好調。ちなみに、長男は予定日より早い12月5日に誕生。イエスではなく、聖者という意味の「セイント」と命名され、長女ノースちゃんは弟に激しく嫉妬しているとゴシップされている。
第2位は、歌手テイラー・スウィフト。今年も5月にスタートした「毎回のように豪華ゲストが登場する」ワールドツアーに、セレブ友達を集結させた「Bad Blood」のミュージックビデオ、勘違いから発生したニッキー・ミナージュとのビーフや、「白人女性を一番と思い込んでいる」というホワイト・フェミニスト疑惑、DJのカルヴィン・ハリスとの熱愛、愛猫2匹とのふれあい写真の公開など、良くも悪くも注目を集めた。
第1位は、イギリス出身の歌手エド・シーラン。2位のテイラーと超仲良しのエドは、もさっとしたダサ男で、ホームレスだった過去を持つ(後に、本人は「ホームレスっていうほどじゃなかった」と、やんわり否定)が、音楽の才能はピカ一。今年も大ヒットソングをいくつも生み、ミュージックビデオがスタイリッシュだと高評価を得た。大スターになっても、性格も服装も変わらず、気取らず。老若男女、誰からも愛されるアーティストとしてFacebookで最も話題になった芸能人に輝いた。
このランキングでは、Twitterで話題をさらっているジャスティン・ビーバーやワン・ダイレクションはランクインせず。インスタグラムで話題のジェンナー姉妹やカーダシアン三姉妹たちも入らず、ネット上では、「このランキングは意外」という声が上がっている。その訳は、Facebookの年齢層が高く、「じっくりと交流したい人たちが利用している」からだといわれている。今年も残すところあと少し。来年は誰が最も話題にされる芸能人になるのか。今から楽しみだ。