田口淳之介脱退で、韓国ファンが騒ぐKAT-TUNデビュー映像「予知能力がすごい……」
アイドルグループ・KAT‐TUNの田口淳之介の来春グループ脱退と、ジャニーズ事務所退所のニュースは、早速韓国にも伝わった。田口は『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)、『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)などのドラマに出演したことから、韓国ドラマファンにもよく知られた存在で、東方神起・チャンミンの友人としても有名だ。そんな彼の突然の発表は、韓国ファンに大きな衝撃を与えている。
KAT‐TUNの韓国ファンたちが集まるジャニーズコミュニティーでは、複雑な気持ちを吐露する書き込みが後を絶たない。脱退を生報告した音楽特番『ベストアーティスト 2015』(日本テレビ系)を日本で観覧客として見ていたという女性は、「番組は楽しい雰囲気だったし、来年はいよいよデビュー10周年だから、最初はドッキリかと耳を疑いました。せっかくのお祭りなのに、客席からは泣き声も聞こえ、個人的にも楽しい気分が台なしに。ちなみに、私は亀梨(和也)くんが震えながら謝る姿を見て、涙が出ました。(メンバーの脱退は)もう3度目ですよ」と、当時の状況を振り返る。
ほかには「脱退理由が腑に落ちない。“30歳を目前にして道を選んだ”となれば、やっぱり同棲中の小嶺麗奈と結婚するということ?」「メンバーが半分に減った以上、いつ解散してもおかしくない状態」「これまでも苦労してきたKAT‐TUNだし、今回もうまく乗り越えると信じている」といったコメントが多数寄せられている。
この事態を受けて、韓国ファンの間ではKAT‐TUNが2006年3月に5人そろって出演した『うたばん』(TBS系)があらためて話題になっている。
デビュー後の初出演にもかかわらず、「楽屋で2人きりになると気まずいメンバーがいる」との質問に、なんと5人がYESとし、「この中に嫌いな人がいる」との質問にも2人がYESボタンを押すなど、事態は悪化していく。そんな中、MC・とんねるず石橋貴明の「(結成)5年でかなり亀裂が入っている」「(グループ名の)真ん中に“-”を入れなきゃよかったんじゃない? 分裂する気がする」といった発言が、恐ろしいほど的中しているのだ。さらに、「10年後もKAT‐TUNでいたい」との質問にYESボタンを押したのは4人。その驚きの結果に「終わった後会議させて頂きます」とコメントした亀梨の次に画面に映ったのは、田口、赤西仁(10年脱退)、田中聖(13年脱退)順のバストアップショット。もちろん偶然だろうが、まるで今後3人の脱退を予想するかのような編集ぶりに、ファンは「『うたばん』の予知能力、すごいな」「3人が次々と映るのを見て、鳥肌が立った」という反応を示している。
事件や脱退が絶えないアイドルグループのファンを続けていくのは、なかなか大変なことだろう。KAT‐TUNの今後に、韓国ファンも不安を隠せないようだ。