田口淳之介、KAT‐TUN脱退! 5月公演で見せた「涙」と「一生忘れないよ」のメッセージ
KAT‐TUN・田口淳之介が、11月24日に生放送された『ベストアーティスト2015』(日本テレビ系)内で、来年春にグループから離脱し、ジャニーズ事務所を退社することを電撃発表した。2006年3月に「Real Face」でCDデビューし、来年で10周年を迎えるKAT‐TUNだが、10年の赤西仁、13年の田中聖に続いて3人目の脱退者。“4人のKAT‐TUN”が定着しつつある中での突然の発表に、多くのファンがショックに包まれている。
田口は同番組で「突然のご報告で誠に申し訳ありませんが、この場をお借りして僕の方からお知らせさせていただきます」と切り出し、「僕、田口淳之介は、来年の春を持ちまして、KAT‐TUNを離れ、ジャニーズ事務所を退所することとなりました」と、発表。会場からは驚きの声や悲鳴が聞こえる中、「自分自身、30歳を目前にして、これからの人生の歩み方を考えた上で、メンバーには本当に申し訳ありませんが、えー……。自分の道を選択して……させていただきました」と、落ち着いた口調で報告。
メンバーを代表し、亀梨和也は「グループとして何度もこのような形になってしまい、関係者の皆様、ファンの皆様、本当にたくさんのご迷惑とご心配をお掛けしてしまっていることを本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪し、4人で「Dead or Alive」をパフォーマンス。番組中盤の「ジャニーズLOVEメドレー2015」では「KISS KISS KISS」を歌唱したが、暗い表情のメンバーとは対照的に、田口はどこか吹っ切れたような笑顔を見せ、全力のパフォーマンスを届けていた。
同日、ジャニーズ事務所も公式サイトで、田口に関して「再契約を行わない事で双方合意」したと発表。脱退の時期については、現在レギュラー出演している番組に「最も影響が少ないタイミング」を今後相談するとし、「KAT‐TUNグループとしての解散は予定しておりませんが、今後の活動につきましては、残るメンバーにとって最良の方法を協議し、改めてご報告させて頂きたいと存じます」とのコメントを掲載。携帯サイト・Johnny’s webで田口は「一身上の都合」で契約を終了すると報告しており、上田竜也や中丸雄一はグループを去ろうとする田口を説得し、話し合いを重ねてきたことを明かしている。