華麗なるジャニーズ帝国☆社長に副社長、飯島女史のお仕事ぶりを分析!【祝ジャニーさん特集】
■“SMAPの育ての親”こと敏腕マネージャーの飯島氏
ジャニーズ事務所の事務員として勤務していたが、飯島氏がSMAPのマネジメントを担当したことで、グループを国民的アイドルにまで成長させた。テレビ各局と太いパイプを作り、プロデュース能力の高さを武器にバラエティ・ドラマへタレントを送り出している。
【近年の動き】
11年のデビュー後、SMAPとのバーターや「ブサイク」を押し出した“自虐売り”でKis‐My‐Ft2の知名度をあげた飯島氏。「ウォータリングキスミントガム」のCMや『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)など、ジャニーズファン以外の一般層にインパクトを与える企画を持ってくるのが飯島氏の特徴。一方で、嵐ら後輩の猛追を受けているSMAPのプロデュースにも余念がない。13年の『SMAP×SMAP SMAPはじめての5人旅スペシャル』(同)や、今年の『NHKのど自慢』の70周年キャンペーンキャラクターなど、定期的に「やっぱSMAPって良いグループだね」と世間やファンに再確認させるような仕事も入れるという神業を見せている。
またキスマイ以降はジャニー氏に近いSexy Zone、A.B.C‐Zの売り出しも活発化。最近では「飯島枠」と言うべきか、民放の複数の番組でキスマイ、Sexy Zone、A.B.C‐Zの宣伝・露出番組をキープ。キスマイの北山、藤ヶ谷、玉森裕太が交代で出演中の『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)はSexy Zoneの佐藤、中島、菊池風磨が登場しており、11月10日放送回にはマリウス葉と、入れ替わりが激しくなっている。Sexy Zoneは『SMAP×SMAP』(7月20日放送)の歌のコーナーにも5人で出演し、負けじとA.B.C-Zも今年は3月・9月と2度も『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でSMAPと共演を果たしている上に、6月・9月には草なぎ剛のレギュラー番組『「ぷっ」すま』(同)に出演。
SMAPから後輩グループのキャスティングまで大忙しの飯島氏だが、「文春」でメリー氏が「SMAPは踊れない」と発言したり、飯島氏への批判を繰り広げたことにより、独立説も囁かれている。東京スポーツでは「向こう側」という意味になるSMAPの新曲「Otherside」(9月発売)に「切り開いて! Our way Go」といった意味深な歌詞があると報じていた。
【番外編】波紋を呼んだメリー氏の“ご乱心”
先述のように、ジャニー社長の姉であるメリー氏は「文春」で数々の“爆弾”を投下。昨今、ファンの間で問題視されている派閥問題について「派閥があるとしたら、うちの恥」と否定した上で、インタビュー中に飯島氏を呼びつけるという女帝ぶりを発揮。ジュリー氏と飯島氏に問題が発生しているのなら「飯島は辞めさせます」と本人を前に明言し、まるでSMAPや飯島氏は“よそ者”のような表現をしておきながら「SMAPだって本当に仲良しだから」と、良好な関係をアピールする一幕も。「ジャニーなんか韓国語も全部喋れますからね」といった、さりげない“家族自慢”も交え、最後には涙を流しつつ近藤真彦との思い出話や自身の半生を振り返るという、傍若無人さが際立っていた。