「世界一稼ぐモデル」ジゼル・ブンチェンが、8万円超えの高額写真集を発売！

　タッシェン社側は、「表紙は、アーヴィング・ペンが撮影したヌード。デビッド・ラシャペル、ユルゲン・テラー、イネス＆ヴィノード、マート・アラス＆マーカス・ピゴー、コリーヌ・デイら、業界における著名な写真家によるショットが楽しめる、素晴らしい作品に仕上げる」「サッカー選手のペレやF1ドライバーの故アイルトン・セナと並ぶ、世界的知名度を誇るブラジル人であり、世界一稼ぐモデルであるジゼルの、ユニークな芸術本になる」と自信満々。クリスマスプレゼントに最適ということもあり、リリースは11月になるという。

　実はこの出版社、高価な美術本や写真集／書籍を手がけることで知られており、ドイツの写真家ヘルムート・ニュートンの回顧写真集『Sumo』初版（被写体であるセレブたち80人以上のサイン入り）は43万ドル（約5，100万円）、モハメド・アリのトリビュート写真集『GOAT: Champ’s Edition』は1万5，000ドル（約180万円）、日本の写真家・荒木経惟のボンデージ芸術写真集『Untitled 1992』は4，000ドル（約48万円）、アメリカ人写真家アニー・リーボヴィッツの500ページ近くある写真集は3，000ドル（約36万円）で発売している。タッシェンにとって、700ドルはそれほど高い価格設定ではないのだろう。

　しかし、世界的に不景気な今、世界一とはいえモデルの写真集に700ドルを出すというのは無理だという声が多く上がっており、ネット上では、「ノーサンキュー」「貧相なケツなのに、700ドルとはふっかけたもんだ」「自分で買い占めるんじゃない？」「700ドルあったら、自分の美容整形のために使うわ」と大ブーイングの嵐が巻き起こっている。

　業界からは「素晴らしい写真集になりそうだ」と期待が寄せられているが、世間からは「無理」と厳しく批判されているジゼル。「勘違いオンナ」とバッシングする声も上がっているが、今、彼女は夫の浮気でそれどころではないようだ。俳優ベン・アフレックの離婚の引き金になったといわれているブロンド美女のナニー（子守り）を、トムがプライベート・ジェットに乗せた挙げ句、スーパーボウルでの優勝記念指輪をはめさせてあげたという証拠写真が流出し、ジゼルは大激怒。「離婚する！」と大騒ぎしたとゴシップされたばかり。年内離婚を報じるタブロイドもあるほどなのだ。

　とはいえ、人一倍金を稼ぐ能力に長けているとされるジゼルのことだから、離婚したとしても生活のレベルを下げることなく、子どもたちと心穏やかに過ごしていけるだろう。

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