サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「Gina」が危険な「ar」路線になる? カルチャー [女性誌速攻レビュー]「Gina」10月号 「Gina」、「ar」路線に一直線? 飛び交う「おフェロ、母性、色気」ワードに胸騒ぎ 2015/09/27 20:00 女性誌速攻レビューGina ■「ar」になりたいの? なりたくないの? 突然ですが、世の女子って、一体どれくらいの頻度でホムパしているのでしょうか?「Gina」調べによる、「ALL ABOUT ホムパ」では、3カ月に1回以上が64%とのことです。ほかは、2カ月に1回、月1回、月2・3回、週1回以上となり、「全くしない」どころか「3カ月に1回未満」という回答は0。まじ!? そこまでメジャーな活動だったと知っていましたか? そんな世の女子と筆者の大きなズレを感じた「女子会ホムパレシピ」企画。 ホムパと言っても、男子がいない「女子会」に限定していて、外で飲むより安くあがるしリラックスできるし、話しづらいことも人目を気にせず話せるし、という緩いスタンスなので、「家庭的な料理をさりげなく出してマウンティングしたい」なんて魂胆ではありません! むしろ紹介されてるレシピは、「体の中からキレイになりた〜い!」や「アラサーだもん、アンチエイジングを意識したい!」といった、オシャレオーガニックライフに勤しんでいる「Gina」ガールらしいものです。そしてケータリング会社の ま、感想は「ふ〜ん……」しかないのですが(すみません!)、今回は結婚やモテの話題をチラ見せ多数の中、ここでは女子会ホムパ企画だという点に違和感が隠せません。いや、今までの「Gina」だったら違和感はまったくないのですが、モテや結婚を狙ってる女子はそもそも女子限定のホムパを頻繁にするのか? という初期設定のところから引っかかります。そっち系なら「ホムパで男子の目線独り占めレシピ」とか、そういう方向ですよね? ゆうこりんあたりが先生になって登場したりとか。うん、そんな企画よく見かける〜! 来月号はもっとモテや結婚を意識した企画が増えたりするんでしょうか? 「ar」路線に行くか行かないか、いままさに揺れている「Gina」へファッションページにあったこの言葉をお贈りしたいと思います。「目先のものに囚われずに、自分がなりたい自分をもう一度見つめてみて」! (白熊春) 前のページ12 最終更新:2015/09/27 20:34 Amazon 『Gina 2015年 10月号 [雑誌]』 編集部と広告部の熾烈な戦いが透けて見えるぜ…… 関連記事 “カッコいい女子”代表「Gina」が「結婚したい」と叫んだ! 「外見よりも経済力」の本音海外モデル信仰が病の域! 「Gina」の“外国人コスプレ”=オシャレの価値観に見る限界既婚、子持ち、独身、仕事アリ――「Gina」の無邪気に残酷なオシャレ女子のヒエラルキーオシャレ・マウンティング命の「Gina」が掲げる“イイ女”って、結局は旦那・子持ち!?「Gina」のオシャレ原理主義の弱点は男!? ヘソを出しつつ“政治家ウケ”を狙う二枚舌 次の記事 『福田萌のママ1年生。』はママになった高揚感まみれ >