海外
天然発言から失言へ……

「おならをしたら自己申告」「緊張したら靴を脱ぐ」、ジェシカ・シンプソンが相変わらずの天然発言

2015/09/11 18:13

 また、「ジャスティン・ビーバーよりも長く息を止められるの」と謎の自慢も。その後、「昔、クルーズ船でパフォーマンスしていたの」「一番好きな映画は『大いなる遺産』。結婚式のコンセプトも『大いなる遺産』だったのよ」「人生のあらゆる場面における競争には、果敢に挑むタイプ。(ボードゲームの)スキャタゴリーズで遊ぶときには特にね」と明かし、「表が出ている小銭は拾うようにしている。裏だったら、ひっくり返しておく」と発言。アメリカ人の中には、「表が出ている小銭を拾うと良いことが起こる。裏が出ている小銭を見つけた場合、次に見つける人のために表にひっくり返しておくとよい」というジンクスを信じている人が少なくない。ジェシカは、これを進んで実践しているというのだ。

 次に、ジェシカは「アタシ、おならをしたら、必ず自分がやったって認めるわ」と下品な例を挙げて、正直者であることをアピール。「ものを書くとき、その時の気分でペンの色や筆跡を変えるの」「複数の職業を持つ人の中では、恐竜のことをよく知っている方だと思う。平均以上に」「文法を間違えると、普通の人以上にものすごくイラつく」「緊張すると、靴を脱ぐの。そうすると落ち着くのよ。だからといって、かかとの低い靴は履かないけど」という秘密で、25個の告白を終了した。

 ジェシカといえば、ブリトニー・スピアーズやクリスティーナ・アギレラとデビュー時期がかぶったため、アイドル歌手としては頂点を極めることができなかった。22歳で、ボーイズグループ「ナインティーエイト・ディグリーズ」のニック・ラシェイと結婚し、新婚生活をカメラに追わせたリアリティ番組で、「美人なのに天然すぎる!」「家事は一切できず、妻として最悪だけど、憎めないキャラ」と大ブレイクした。が、たった3年で離婚。リアリティ番組で定着した「おバカな天然キャラ」「不思議ちゃんキャラ」が抜けず、ストレスなのか体重も増え、キャリアも激しく低迷。ブランドを立ち上げるまで、「落ち目のセレブ」という烙印が押されていたのだ。

 そんなジェシカも今では「勝ち組セレブ」に。しかし、今回告白した「25個の秘密」の中には、彼女の中の「不思議ちゃん」が健在であることを匂わせるようなものもあり、ネットユーザーは「安定のジェシカ」「ジンクスを信じまくってて面白い」と大喜び。一方で、「“複数の職業を持つ者”とか言って、彼女はブランド経営者以外の才能なんてないじゃない」「どうせブランドも人任せなんでしょ」とジェシカを叩く声も多い。

 ジェシカ本人は、「都合の悪いことは聞こえない」と明かしているように、そんな声など耳には入らない様子。10日には経済ニュース番組『クロージングベル』に出演し、再び物議を醸すような爆弾を投下した。「金銭面での最大の過ちを教えてください」という質問に、「う~ん、そうね……あれ? なぜか“最初の結婚”って思い浮かんじゃったわ」と爆笑しながら回答したのだ。インタビュアーは真面目な顔で、「信じられないでしょうが、それってよくある回答なんですよ」とフォロー。ジェシカはニックと離婚する際、数百万ドル(数億円)単位の慰謝料を支払っているとされており、それを根に持っていることが露呈してしまったのである。

 この発言に「25の秘密」で話題騒然となっていたネット上はさらにヒートアップ。「ニックと結婚していなければ、リアリティ番組もなく、ジェシカは大ブレイクしなかった。今の成功は、ニックのおかげとも言えるのにひどい」「ニックがかわいそう」「がっかりした」「今の結婚生活の方が、金銭的には過ちなんじゃない? ヒモ夫なんだし」と非難する意見が飛び交っている。

 「超勝ち組」だとチヤホヤされていたジェシカだが、今回のインタビューで少々株を下げてしまったようだ。口は災いのもとというが、中には「昔のジェシカのまんまでうれしい」という声も。天然なジェシカが今後どうビジネスを展開させ、幸せな私生活を守っていくのか。ファンはワクワクしながら見守っているようだ。

最終更新:2015/09/11 18:13
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