福士蒼汰『恋仲』、10.6%! 「最終話は最近決めた」「設定変えた」とプロデューサー暴露
福士蒼汰主演の月9ドラマ『恋仲』(フジテレビ系)の第7話が8月31日に放送され、視聴率は10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得したことがわかった。前週は9.5%で自己ワーストを記録してしまったが、2ケタ回復に成功した。
同作は、主人公の三浦葵(福士)と初恋相手である幼なじみの芹沢あかり(本田翼)、あかりの彼氏である蒼井翔太(野村周平)との三角関係を描く王道ラブストーリー。初回9.8%の低空スタートを切ったが、物語の展開とともに視聴者がついたのか第2話で9.9%、第3話で11.9%にまで上昇。折り返し地点の第5話も11.8%と高数字をキープしたが、第6話で9.5%にダウンしていた。
「前週は『恋仲』の裏で、午後9~11時まで『24時間マラソンの裏側 ~密着!DAIGO24時間マラソン舞台裏~タスキの想いをつないだ激走100km~』(日本テレビ系)が放送されており、こちらは14.1%と高視聴率を獲得していました。またテレビ朝日系で、午後7~9時48分に放送された『Qさま!!夏の豪華SP』も12.9%と2ケタを記録。一方のフジは『恋仲』の前に『バレーボールワールドカップ』を放送し、視聴率は9.3%でした。『恋仲』が第6話で1ケタに戻ってしまったのは、裏や前番組も要因の1つだったのでしょう」(芸能ライター)
そして第7話では、高校時代にお互いを思い合っていたことに気づき、関係性が動き出そうとするも、すれ違ってしまった葵とあかり。ラストでは、翔太があかりにプロポーズする場面に葵が出くわしてしまい、呆然と立ち尽くす展開となった。しかし、“葵が傷つく”というシーンはドラマの初期段階から何度も見られていたため、視聴者からは「同じことを何回繰り返すんだ」「またこのパターンかよ」「展開にイライラ」といった不満が噴出した。
「最終的に、あかりがどちらの“アオイ”と結婚するかがポイントになっている『恋仲』ですが、藤野良太プロデューサーは『新・週刊フジテレビ批評』(8月22日放送)で、最終話のストーリーを『最近決めた』と告白。『最初に思い描いていたキャラと反対の方と結ばれるっていう設定にしました』と、当初の展開とは“まったく逆の方”にしたと明かしていました。また、『予告で展開をバラしすぎないで』という視聴者からの反応を受け、第5話から次の展開を見せすぎないように変更したとも語っており、視聴者の声を積極的に取り入れて反映しているようです」(同)
31日放送の『SMAP×SMAP』の予告によると、次週の「ビストロSMAP」には福士、本田、野村の3人が来店。SMAPと『恋仲』チームで「胸キュン対決」を行うという。最終話まで各所で宣伝が続く中、視聴率はどう変化していくのか、注目していきたい。