海外
よくよく考えれば、こんな不自然なカツラはない!

カツラじゃなかった! ドナルド・トランプが記者会見で女性に頭を触らせ、疑惑払拭

2015/08/28 18:53

 ドナルドに指名された女性が壇上に上がると、ドナルドはお辞儀する姿勢をとって彼女の目の前に頭をぐっと突き出した。女性は髪の毛に軽くタッチしてうなずき、ドナルドに「私の自毛かどうか、どうぞ判定してくれ」と促されると、マイクに歩み寄り「本物の髪の毛だと断言できます」と笑顔で述べた。ドナルドはヤラセでないことを証明するため、女性に向かって「あなたにお会いするのは初めてですよね」と念を押し、「どうもありがとう」と握手をした。そして、「素晴らしい奥さんですね。あなたの奥さんですか?」と観客に問いかけ、場を和ませた。

 バーバラ・ウォルターズとは、アメリカ人なら知らない人はいないほどの国民的ジャーナリスト。彼女は2011年にドナルドにインタビューを行っており、開口一番、「ドナルド、まず髪の毛について質問させてちょうだい。それって、あなたのトレードマークなの? それとも薄い部分を隠しているの?」と真面目な顔で質問。ドナルドも真面目な顔で、「おかしなもんだよ。私はただ、この方向に髪の毛をといているだけなのに。昔からね」と説明。「先日、私のことを素晴らしい人物だと絶賛する記事を読んだのだけど、“でも彼のカツラは最悪だ”とも書かれていてね。カツラなんてつけてないのに」と憤りを見せ、バーバラに頼まれるがままに前髪の生え際を見せ、彼女に強く引っ張るよう指示。バーバラは遠慮なく前髪をガシッと掴んで引っ張った上で、「あぁ、自毛ね」と納得していた。

 ドナルドはその後も「ニューヨーク・タイムズ」の記事について語ったのだが、ネット上では「カツラ疑惑を払拭!」と話題に。「もちろん本物でしょ! 金で買えないものなどないのだから」「金があれば、なんでも手に入るしね」「いやいや。誰もカツラだなんて思ってないでしょ、変な髪型なのが問題」と、植毛疑惑を含め、大盛り上がりしている。

 アメリカでは、ドナルドにあやかって、猫の頭に抜け毛をかぶせた写真をインスタグラムにアップすることが流行るなど、あの手この手でイジられているドナルドのヘアスタイル。「あの髪だからこそ、ドナルド・トランプなんだ」と彼を擁護する声も多く上がっているが、ドナルドにとっては「ほんとうにアホらしい」カツラ疑惑。ちなみに、彼の息子たちもヘアスタイルは「ちょっと不自然な感じ」のオールバックだが、38歳の長男は最近横の生え際が後退しつつあり、今後どうなるのか注目を集めている。

最終更新:2015/08/28 18:53
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