コートニー・ラブ、自殺した夫カート・コバーンの写真に「なに考えてたのよ」と添えたところ見事炎上
そんなコートニーが、今月19日に23歳の誕生日を迎えたフランシスの成長を祝うかのように、写真をインスタグラムに投稿した。コートニーは22日、ベッドに仰向けになり枕元の壁に両足をかけているカート、カートの股の部分に頭を挟まれスヤスヤ眠るフランシス、カートの足に寄りかかるコートニーといった構図の家族写真をアップ。フランシスは新生児で、首も据わっていない様子。カートとコートニーは手をしっかり握っており、強い絆が感じられる。この写真には、「アタシの最愛の人。アタシのかわいいビーン」という言葉と、「逢いたい」「想い出」というハッシュタグが付けられている。
さらに同日、枕元の壁にカートとコートニーが寄りかかって座り、カートがフランシスを抱いている写真をアップ。美男美女の夫婦とその愛娘のフランシスといった、ほほえましい家族写真だ。この写真には、「マジで悲しくなる。アタシたちのベビーはもう大人だよ。クソったれカート、あの子の顔を見てよ。アンタ、一体なに考えてたのよ..!?!?」「あぁ、あなたに逢いたい。みんなあなたに逢いたがってるんだよ」という言葉と、「時間を巻き戻して」「彼を愛してる」というハッシュタグが付けられており、今もカートのことを深く愛しているコートニーの悲痛な叫びとも受け取れる。
しかし、コメント欄には「人殺し」「アンタが殺したんでしょ」「確かにみんな彼に逢いたがってるよ。そして、みんなあなたのことが大嫌いなんだよね」というアンチからの強烈な非難が殺到している。
4年前のライブで、カートの写真を掲げた観客に対して「ケツ穴野郎!」と罵倒し、「アタシはカートじゃない」「アタシはね、毎日毎日、カートの亡霊、そしてカートのガキと共に暮らさなきゃなんない人間なんだよ!」と中指をおっ立てたことがあるコートニー。その頃に比べれば、親子関係も金銭問題も改善されており、精神的にだいぶ落ち着いていると思われるが、幼い子を残し1人逝ってしまったカートに対しては、愛する気持ちと共に、どうしようもない憤りも感じているのだろう。
今月発売されたロックバンド「アリス・イン・チェインズ」の伝記『Alice in Chains: The Untold Story』に、カートの死の直後、コートニーが「自殺のわけない、薬物絡みで殺されたんじゃないか」と疑っていたことが記載されており、コートニー自身もカートの死に疑問を抱いていたことが明らかになった。日に日に強くなる他殺説だが、カートが自殺ではないと証明される日など、果たして来るのだろうか?