『恋仲』11.8%で3週連続2ケタ台! 野村周平&太賀の“副音声トーク”は「テコ入れ?」
福士蒼汰主演の月9ドラマ『恋仲』(フジテレビ系)の第5話が8月17日に放送され、視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回9.8%と“月9ドラマ”では異例の1ケタでスタートを切った同作だが、3週連続で2ケタ台をキープした。
『恋仲』は、互いに恋愛感情を抱きながらも、離ればなれになってしまった三浦葵(福士)と初恋相手で幼なじみの芹沢あかり(本田翼)が7年ぶりに再会したところから始まる王道のラブストーリー。あかりの彼氏の蒼井翔太(野村周平)や、葵の元カノ・冴木瑠衣子(市川由衣)を巻き込みながら、最終的にあかりがどちらかの「アオイ」と結婚するまでの過程を描く。
「前週の第4話は、あかりと翔太の関係に大きな溝が生まれました。翔太があかりの父・寛利(小林薫)にお金を渡して追い払ったことや、あかりが地元を離れる前、葵へ宛てたラブレターを翔太が隠し持っていたことが、あかりにバレてしまったんです。第5話では、逆に葵とあかりが急接近。父にすでに新しい家庭があることを知ってショックを受けるあかりを葵が元気づけ、高校時代に互いを思い合っていたことを確認するという展開でした。これまでの言動から、視聴者の間ですっかり嫌われ者キャラになっていた翔太に関しては、翔太があかりを傷つけまいとして父親に会わせなかったことが判明。『愛し方を間違えてるだけで、本当はいい奴』『翔太の株がちょっと上がった』という感想も見受けられました」(芸能ライター)
視聴率は9.8%、9.9%と1ケタが続いたが、その後はストーリーの変動とともに視聴者がついたのか、第3話で11.9%の最高記録を更新。また、17日放送の第5話では、新たな試みとして、翔太役の野村と物語のキーパーソン・金沢公平役の太賀によるトークが副音声で同時放送された。
「ドラマの副音声といえば、今年1月期に放送された生田斗真&小栗旬出演のドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(TBS系)の副音声解説“ウラバラス”が大きな話題になりました。出演者の生田と小栗、ムロツヨシが担当し、ドラマの内容から脱線したトークがネット上で大盛り上がりに。一部メディアでは、副音声放送について“急きょ決定”と伝えており、『恋仲の副音声、ウロボロスのパクリじゃん』『視聴率へのテコ入れ?』という手厳しい声が噴出していました」(同)
しかし、実際のオンエアーでは、葵があかりを追って全力疾走しているところで、野村と太賀が「走れ~!」と騒いだり、あかりの父が子どもに「お菓子買って来なさい」と言ったところで、野村が「俺があげた金だろ」とツッコむなど、賑やかなトークを展開。視聴者からは「副音声面白い」「来週もやってほしい」という好反応のコメントも上がっていた。
今回の副音声が、今後の視聴率に良い効果をもたらすのか? 次週の第6話&視聴率にも注目が集まる。