V6・岡田准一&宮崎あおいの交際報道に見る、「女性セブン」の裏メッセージ
次は森進一の熱愛だ。森といえば昨年7月、ファンクラブの10歳年下既婚女性を頻繁に自宅に招き入れていたことを「週女」に報じられたが、今回「セブン」が報じたのは残念ながらそれとは別の女性だ。
28歳年下のガールフレンドと食事をしたり映画を見るなど、楽しそうに過ごしているという森。お互い独身だし大人だし結構なことだ。「セブン」の直撃に森も「大切な人」と答え、含蓄ある表現でお相手女性のことをこう語った。
「“潤い”というんですか。私の人生に彩りを与えてくれています。薄暗がりからぼくを表に出してくれた彼女には、感謝しかありません」
昭和というか何というか。しかしこのコメントに反応したのが情報番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)だった。「セブン」が発売された翌日、朝4時から散歩する森を直撃し、1時間にも渡り森に食い下がったのだが、その際、レポーター役をしたディレクターが森から引き出そうとしたのがこの「潤い」と「彩り」という言葉だった。
「生活に潤いが出た、彩りを与えてくれたとあります」「どういった潤いなのでしょう」「彩りとは例えば何色?」「どのへんに彩りが?」
かなりしつこい(笑)。このディレクターの粘りにスタジオの安藤優子や高橋克実、コメンテーターの土田晃之らが不快感を露わにしたり、苦笑したり、なぜか森に謝罪したり――。だが、ディレクターはこの言葉を是が非でも引き出したかったのだと思う。若手だというディレクターだが、上からそう命じられたのだろう。「この言葉はおいしい」と。
その粘りもあってか、始終無言だった森も「食事の時はピンク色ですか?」の質問に思わず小さく吹き出し、ぽつぽつと「この年になってできるお友達は大切」「彼女はお友達で、そういう意味で大切」などと答えたのだ。粘り勝ちでもあるが、しかし最後まで「潤い」や「彩り」は引き出せなかったディレクター。土田には「本当にクソみたいだね」と罵られたが、土田は間違えている。その姿勢は若手として、芸能記者としては大切だ。