男性から女性となったケイトリン・ジェンナー、それでも恋愛対象は女性のまま!?
米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」によると、『I Am Cait』最新エピソードでは、トランスジェンダーのセックス事情について赤裸々に語り合う展開になるとのこと。予告編では、トランスジェンダー仲間との食事の席で、ケイトリンが「女性としか付き合ったことないし。オーガズムなんかより、(子育てとか)大事なことがたくさんあったから」と発言する姿が映し出されている。そして、あらためて男とセックスした経験はないと語った。それを聞いたキャンディスは、「じゃ、女よりも男に(性的)魅力を感じる人、手を挙げて!」と直球の質問を投げかける。その場にいたほぼ全員が手を挙げる中、ケイトリンは明らかに戸惑い、挙手はせず。気まずそうな顔で「わからない」と口ごもった。「TMZ」は、「実はケイトリンは男には魅力を感じておらず、恋愛対象としては考えていない」というケイトリンの身内からの話を紹介。ホルモン治療を受け、女性として生活している今でも、ブルース時代同様に女にしか興味がないのだと報じた。
ケイトリンは、4月に受けたダイアンのインタビューで、「ヘテロセクシュアルなの? それともバイなの?」という質問に対して、「セクシュアリティとは性的魅力を感じる対象をいうし、ジェンダー・アイデンティティとは真の自分がどんな人間なのかについてのこと。まったく別々のことなんだよ」と持論を展開。晴れて女性になったのに、相変わらず女性にしか興味を持てないということに、ケイトリン自身も違和感や戸惑いを覚えているのかもしれない。
夫が女性になるため離婚したのだと知り、気が狂わんばかりだったと伝えられているクリスとも無事に和解したケイトリンは、先日カイリーの誕生日を祝う食事会に出席。キム、クリスとのスリーショットがキムのインスタグラムで公開され、「元妻にも認めてもらえるなんて!」「セクシュアル・マイノリティの希望の星」と羨む声が上がった。だが、ケイトリンとしては乗り越えていかなければならないことが山ほどあるようで、真の幸せをつかむまでには、まだまだ時間がかかりそうである。
淡い恋心を抱いていたキャンディスが、「男が好き!」「性的魅力を感じるのは男」と断言し、そんな点でも深く傷ついたとみられるケイトリン。65歳にして踏み出した新しい人生だが、これからも山あり谷あり、波瀾万丈なものになりそうだ。