福士蒼汰『恋仲』、2話も9.9%で1ケタ! 『27時間』『ネプリーグ』で番宣連発も「意味なし」
“月9史上最低スタート”となった福士蒼汰主演の『恋仲』(フジテレビ系)第2話が27日に放送され、平均視聴率が9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。初回の9.8%よりわずかにアップしたが、1ケタ台から脱出することはかなわず、今後も苦しい視聴率推移が予想される。
主演の福士に加えて、幼なじみ役のヒロインに本田翼、主人公の恋敵役に野村周平と話題の若手役者で固められた『恋仲』出演陣だったが、関係者の期待も虚しく初回視聴率は歴代月9ドラマで最低を記録。今期は『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)以外は軒並み1ケタ台を連発と、連続ドラマの不作が話題になっているが、やはり“月9水準”で考えれば初回から1ケタとは完全に危険水域のようだ。
「久々の『王道ラブストーリー』に業界評は高く、また視聴者から好意的な声がないわけではありませんが、ターゲットを20代以下に定めた作戦は完全に失敗。“月9”という看板で放送している以上、スポンサー対応を考えても、大幅なテコ入れや最悪打ち切りの可能性まであります」(週刊誌記者)
フジは『恋仲』を盛り上げるため、必死の番宣を行っている。25~26日に放送された『FNS27時間テレビ』では、福士と本田が打ち合わせ中、乱入した江頭2:50やテツandトモとともに「なんでだろう」ダンスを踊るシーンがオンエアされた。また第2話が放送される前の番組『ネプリーグ』では、福士と本田、永井大らの『恋仲』チームが、SMAP・木村拓哉、小日向文世、吉田羊ら映画『HERO』チームと共演する2時間特番も放送。
「この大掛かりな番宣も、結果が1ケタとあって、意味はなかったようですね。次クールの月9はホリプロ所属の人気女優の主演が内定していますが、信頼回復のため、しばらくはベテラン勢の主演が続くことになりそうです」(同)
現在月9のワースト視聴率は、最低7.8%、全話平均9.9%を記録した2014年『極悪がんぼ』だが、『恋仲』はそれを更新してしまうのか? 次回からも要注目だ。