AKIRA主演『HEAT』、4.2%に微増も「焼け石に水」! 『アンフェア』ファンから疫病神扱いも
第2話にして、悪夢の3%台を記録してしまったEXILE・AKIRA主演『HEAT』(フジテレビ系)の3話が21日に放送され、平均視聴率が4.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。一部では、この結果について「盛り返した」と報じられたが、打ち切り水準といわれる4%台に到達したところで好転といえないのは明らかだけに、ネット上では「焼け石に水」と失笑の嵐が巻き起こっている。
『HEAT』は、AKIRA演じるエリートビジネスマンが、ひょんなことから地域の消防団員に参加するという異色のストーリーで、消防団をテーマとした初の連ドラとして注目を集めていたが、初回から6.6%と視聴率は低迷を極めている。
今回の視聴率“微増”についても、ネット上では「3%台から、0.3%増えたところで、盛り返したと言えるの?」「初回視聴率は超えなきゃ、『盛り返した』と言うには無理があるだろ……」「それでも打ち切り必至」といった批判が殺到。やはりストーリーに難があるようで、「内容が面白くないだけに数字しか気にならない」「視聴率とつまらなさが比例してる」といったコメントも。
「フジとしても、この結果は受け入れがたいようで、亀山千広社長は15日に行われた定例会見で、『熱く燃えてほしい。鎮火傾向ですからね……』と発言しています。このコメントについても『鎮火どころか初めから火が点いてないだろ』とネットユーザーからツッコまれるなど、すでに映画化も決定していることも相まって、目も当てられない状況になっています」(芸能ライター)
また、AKIRAは『HEAT』と同じ枠で放送され、人気を博した『アンフェア』の映画版(9月公開)に出演することが決定している。完結編となる同作に、AKIRAは重要な役どころで出演するというが、「『アンフェア』ファンからは『出てほしくない』と疫病神扱いで、また『フジのEXILEゴリ押しは完全裏目』と、ブーイングも巻き起こっています」(同)という。
EXILE勢の役者進出は着実に進んでいるものの、『HEAT』の視聴率推移を見る限り、今後はテレビ局としてもスタンスをあらためる必要があるのかもしれない。