神田うの「ベビーシッター3,000万円窃盗事件」に見つけた、新たな金のニオイ
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎金のニオイ
ママタレ界の暗黙のタブー「ベビーシッター」の存在がクローズアップされた、神田うの窃盗被害事件。ま、雇ってないワケないよなそりゃ。しかし4人て。
「盗人にも三分の理」と西川史子が言っていたが。この元シッター、「私が悪かったのです。でもあちらも……」と、夫婦仲、経済観念、子どもとの接し方、家の中の細かな様子などなど、神田うのの実情についての暴露本出しそうな予感。蠢け、モッズ出版!
◎開き直りという技術
熊切あさ美。『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)出演が「売名行為」と言われてるが。売名するくらいの元気があれば『サンデー・ジャポン』(TBS系)に『さんま御殿』(日本テレビ系)、『5時に夢中!』(TOKYO MX)あたりに立て続けに出てもらって、最終的には、キンチョーの「ゴキブリがいなくなるスプレー」の2代目を、今の岡本夏生と同じシチュエーションでやってもらいたい。「あたしはいなくならないわよ!」と、西日のきついアパートで叫ぶ熊切あさ美。……いい画だ。
しかし、現状はそれどころではないようで、取材なども全てシャットアウトの厳戒態勢。何だか自殺とかしそうでちょっと不安。きっと24時間体制でベッタリ人が貼りついてるんだろうな。愛之助の事務所関係者も手弁当で。しかしそれにしたって4人はいまい。……神田うのの銀玉財力、恐るべし。
◎愛之助はフラメンコ歌舞伎を公演済
滝沢歌舞伎、海外公演。うーん。国内はいいけど、海外はなぁ。「KABUKI」の文字掲げられちゃうと、あれを本家本元の歌舞伎だと思って見に来る人もいるんじゃなかろうか。本家本元じゃなくとも「KABUKI」を名乗れること自体、悪用されないかヒヤヒヤもんだし。
アボガドサーモンマヨネーズまみれの「SUSHI」が「鮨」とは異なるように、「滝沢歌舞伎」は「歌舞伎」に非ず。ってどっちもほとんど見たことないけど。歌舞伎界公式認定済呼称だったらすいません。
今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に(情報センター出版局)、1月16日に新刊(新潮社)発売。