柴咲コウ、「ミニライブ開催地」募集に「なぜいまさら」? 最新シングルオリコン36位の凋落
女優で歌手の柴咲コウに、歌いに来てほしいという場所を募集し、全国各地でミニライブを行う企画「どこいこう? ここいこう」が15日に発表され、同日から募集が開始された。
同企画は、柴咲が「あなたのところに“うた”を届けに行きます」というコンセプトで、6月17日に発売される柴咲のカバーアルバム『こううたう』のリリースに合わせて実施されるものだが、マスコミ業界で「人気女優となった柴咲に、いまさらなぜ事務所はここまでさせるのか」という疑問の声が相次いでいるという。
柴咲は2002年にシングル「Trust my feelings」でデビュー。歌手として名を知らしめることになったのは、03年に「RUI」の名義でリリースした映画『黄泉がえり』の主題歌「月のしずく」が100万枚を超えたことがきっかけで、04年放送のドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)の主題歌「かたち あるもの」も売り上げ60万枚を記録するなど好調ぶりが続いた。
「作品のほとんどは柴咲自身が作詞するなど、本人も歌手活動には前向きなようで、その後も『Sweet Mom』(オリコン最高週間3位)『影』(オリコン最高週間2位)『invitation』(オリコン最高週間9位)といったヒット曲を世に送り出しましたが、11年に音楽プロデューサー・DECO*27とTeddyLoidと共に組んだ音楽ユニット・galaxias!として同名のアルバムを発売した頃から人気が低迷してしまったように感じます」(芸能ライター)
『galaxias!』は、オリコン最高位が31位と低迷。「同年に発売された柴咲名義のアルバム『CIRCLE CYCLE』は、最高3位を記録しているだけに、galaxias!がファンに響かなかったということでしょう」(同)という。
「もともと柴咲はロック・トランス系やテクノが好きだと公言しているので、galaxias!は彼女がやりたかった音楽にかなり近いものだったと思います。しかし柴咲の曲で売れるのは決まってバラードなので、本人も売り上げには歯がゆい気持ちだったと思います。今回の『どこいこう? ここいこう』企画については、所属事務所・スターダストの思惑を感じますね。同社のアーティスト部門で売れた女性のソロボーカリストは、柴咲とYUIくらいしかいないので、YUIが妊娠した今、柴咲をアーティストとして再びゴリ押ししようとしているのかもしれません。ただ今回のニューアルバムは、それなりに売り上げを見込めるカバーアルバムということで、今後も柴咲にgalaxias!のときのような冒険はさせないようですね」(芸能プロ関係者)
昨年ビクターへの移籍第1弾シングルとして発売した「蒼い星」は最高順位36位と散々なスタートとなってしまった柴咲。果たして『こううたう』の売り上げはいかに?