山下智久『アルジャーノン』、7.4%で最低視聴率! 山下の演技でドラマ評価真っ二つ
山下智久が主演を務める『アルジャーノンに花束を』(TBS系)が5月15日に第6話を迎え、視聴率は7.4%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)を記録したことがわかった。2002年にフジテレビ系でユースケ・サンタマリア主演の連ドラが放送されたこともあり注目を集めていた同作は、初回に11.5%を記録したものの、2話で7.9%にダウン。以降は持ち直していたが、6話でついに最低記録を更新してしまった。
山下演じる主人公・白鳥咲人は知能が6歳児並の知的障がい者。脳外科手術で天才的知能を得たが、環境の変化に苦悩するという難役だ。6話は咲人が急成長を見せ、手術を施した科学者・蜂須賀大吾(石丸幹二)から「これからは君も、我々の研究チームに加わってほしい」と、協力を求められる場面が描かれた。
視聴率は第3話で8.8%、4話で9.4%と1ケタ後半をたどっていたが、5話で10.8%と2ケタに回復。しかし、一転して翌週は自己最低値を記録した。
「これまでの咲人は、知能は低くても愛嬌があるキャラクターでした。しかし、前週の5話あたりから手術の成功によって物事を理論的に考えるようになり、周囲の人間を見下すようになるなどクールな性格に様変わり。ネット上では『咲ちゃん、かわいくなくなった』『もう見なくていいかも』と、ドラマを見る楽しみが減ったと嘆く人も。その一方、ガラッと変わった咲人については『変わりすぎて恐い』という声が出るほど、山下の演技力を称賛する声も上がっていました」(芸能ライター)
そんな同作は、放送終了を前にして打ち上げが行われ、15日発売の「フライデー」(講談社)が、会場に向かう山下の姿をキャッチ。5月上旬の某日、都心のタワーホテルに現れた山下は、ラフなハーフパンツ姿&クールな表情で会場入りしていたという。
視聴率は後半に差し掛かって大きく下落してしまったが、一部視聴者からは「展開が早いから飽きない」「今後の展開が楽しみ」と、高評価を受けている『アルジャーノンに花束を』。昨年、“六本木スマホ強奪事件”を起こした山下にとって運命の分かれ道ともいえる作品だけに、今後の視聴率上昇に期待したいところだ。