日テレ・上重聡アナの騒動を“笑い”へ!? 『スッキリ!!』滝行企画も「加藤浩次は冷たい笑み」
4月からのメインMC・上重聡アナウンサーの“利益供与”騒動に揺れる『スッキリ!!』(日本テレビ系)だが、近頃ではあえて上重アナを“イジる”ような内容が散見されている。7日放送では、GW特集として上重アナが滝行にチャレンジするという、あからさまな企画が放送されたが……。
「週刊誌報道後、上重アナは番組内で謝罪を行ったものの、日テレサイドの対応はというと実質『お咎めなし』。4月に開かれた局の定例会見では、大久保好男社長いわく『厳重注意した』そうですが、あまりにも甘い処分に、ネット上では『それだけで済まされていいはずがない』といった批判が噴出しました」(芸能ライター)
その後も、局サイドとしては騒動を終了させたつもりのようだが、番組では度々スタジオ内に微妙な空気が流れているそうだ。特に上重アナのスキャンダルに怒りを露わにしたのがMC・加藤浩次で「自分が築き上げてきた番組を『新入りにぶち壊しにされた』とあって、直接口には出さずとも、刺々しい態度がテレビ越しにも伝わってくるほどでした」(同)という。
そしてこの状況を打開するためか、番組サイドは上重アナを“イジり倒そう”と考えるようになったようだ。7日の放送では、GWの「ちょっとかわったツアー」という特集が組まれ、VTRでは上重アナが東京都檜原村でお百度参りや滝行に挑戦する模様が放送された。
「滝に3分間打たれた上重アナは『立ち止まって自分を見つめ直す、すごくいい機会になりました』とコメントしました。4月29日の放送でも、上重アナが『ギネス世界一に挑戦』として『ボール・ゴー・ラウンド』という競技にチャレンジしていましたが、こちらもネット上では『クビにする気はないんだ』と非難轟々。現在番組は、『ずっと腫れ物扱いするわけにはいかないし、どうせなら笑いに変えてしまおう』と企画会議を進めでいるようですが、果たしてどこまで通用するやら」(テレビ局関係者)
滝行のVTRについて、スタジオでは「加藤は相変わらず冷たい笑みを浮かべているし、ほか出演者も『みそぎ』という言葉は使えないだけに、微妙な空気が広がっていましたね。松嶋尚美が『それできれいになれるかな?』とツッコミを入れたことで軽い笑いは取れていたものの、やはり『スッキリ!!』はバラエティ番組ではないので、上重アナをイジられキャラ化するのは無理があるのでは」(同)という。
今後も『スッキリ!!』には、何とも微妙な空気が漂い続けることになりそうだ。