視聴率王・堺雅人、『Dr.倫太郎』13.9%は期待外れ!? TBSは「『半沢直樹』やっておけば」と嫌味
15日に放送された堺雅人主演ドラマ『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)の初回視聴率が、13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。この結果に、ネット上では「思ったほど高くなかった」「期待外れ」といった声が出ているが、テレビ各局関係者も複雑な思いを抱いているようだ。
2013年放送の『半沢直樹』(TBS系)は、初回19.4%、その後右肩上がりで視聴率を伸ばし、最終回は42.2%という記録を打ち立てた。その後、TBS周辺からは何度も続編放送の情報が駆けめぐったが、近頃では『半沢直樹』の名前すら聞かなくなって久しい。
「TBSは『半沢直樹』のドラマ終了後、すぐに映画やドラマ第2弾の企画を次々と検討しましたが、肝心の堺がどうしても首を縦に振らなかった。業を煮やした局関係者が、週刊誌に『制作決定』という情報を流したこともありましたが、このスタンドプレーが堺サイドの反感を買うこととなり、続編は先送りされてしまったといわれています」(週刊誌記者)
そんな中、昨年6月、堺が16年度のNHK大河ドラマ『真田丸』に主演することが発表された。TBSにとっては、『半沢直樹』続編の可能性がさらに先送りにされた格好だ。
「見方によっては、『視聴者の飢餓感を煽る』という考え方もありますが、やはり熱しやすく冷めやすいのがこのご時世。TBS関係者は、今回の『Dr.倫太郎』の視聴率を見て、『早く半沢直樹をやっておけばよかったのに』と嫌味を言っていますよ。確かに放送前から、“視聴率王”として期待されていた堺だけに、日テレとしても15%は超えてほしかったはずです」(テレビ局関係社)
日テレ関係者からも、堺に対して苦々しい声が聞こえてくる。堺は12日に番宣で出演した『おしゃれイズム』で、「結構ヒマですよ。週休、1日か2日はお休みをいただいています」と発言したが、これが問題視されているというのだ。
「14日発売の『女性自身』(光文社)では、役作りのための時間が必要なため、宣伝のための番組出演を片っ端から拒否していると報じられています。それなのに、『結構ヒマ』と発言したことは、日テレ関係者もいい気はしないでしょう。このワガママぶりに加えて、視聴率も期待できないとなれば、期待の反動で批判が出るのは仕方のない流れでしょう」(同)
今後の『Dr.倫太郎』視聴率、また『半沢直樹』続編の行方は――? 今後も堺に注目が集まる。