舞祭組、『PON!』でファン打撲事故! 現場ディレクターが「日テレ局内で問題に」
6日放送の『PON!』(日本テレビ系)で第3弾シングル「やっちゃった!!」を披露した舞祭組だが、途中詰めかけたファンがステージ後方の柵を倒してしまい、その様子が放送された。同番組のサイトで、「日本テレビ敷地内の柵が倒れるトラブルがあり番組をご覧になっていた3人の方が軽い打撲をされました。現在は手当を済ませ、ご帰宅されています」と発表され、ファンを中心に波紋を呼んでいる。
日テレ敷地内に特設された野外ステージと観客スペースを仕切るのは柵のみで、当日は100人以上のファンが押し寄せていたという。そしてパフォーマンス終盤、メンバーはファンに近づき握手を交わすなどの“ファンサービス”を展開。そこでファンもヒートアップしたのか、仕切りとなっていた柵をなぎ倒してしまい、10人前後のファンが将棋倒しに。その様子は一部始終放送されてしまった。
パフォーマンスはそのまま最後まで進行し、メンバー4人はカメラに向かって一礼したものの、番組終盤、スタジオで「先ほどの歌唱シーンで柵が倒れてしまい現場が乱れた状態になってしまいました」と謝罪が行われた。また、ファンのTwitterによると「最前列は徹夜組ばかりだった」「写真や動画を撮影していた」「静かにするよう注意されても大騒ぎを続けていた」といった書き込みもあることから、ネット上ではファンのマナーの悪さが批判されているようだ。
「もちろんファンマナーの悪さもあるでしょうが、事前に出演が発表されていたことから、徹夜組が続出することも予想できたのでは。コンサートのように係員が柵を押さえるといった対応も確認できなかったことから、関係者の間では局サイドの不手際も指摘されています」(芸能ライター)
これについて日テレ関係者は「倒れたファンや柵をずっと映し続けていたことから、カットを変えるよう指示を出さなかった現場ディレクターの“機転のなさ”が、局内で問題になったようです」と内情を明かす。
なおTwitterには「負傷した10人ほどのファンが運び出された」という情報もあった。こうしたジャニーズファンをめぐるトラブルでは、2013年に発生した通称“パーナさん事件”が有名だろう。秩父宮ラグビー場で行われたNEWSの野外コンサートが、悪天候により公演開始から1時間45分後、急きょ翌日に順延されることが発表された。
「その後の発表では、低体温症やショックで体調不良を訴えたファンは87名に達し、そのうち41名が病院へ救急搬送されたことが判明。幸いにも重症患者は現れませんでしたが、宿を探し求めるファンがネット上にあふれ返り、虚実が入り混じったさまざまなトラブルが報告されるなど、大騒動に発展しました」(同)
今回の将棋倒し騒動に関しては「これで舞祭組が『PON!』に出演できなくなったらどうしよう」といった心配の声も出ている。舞祭組の活動を今後も見守ることができるよう、スタッフ、そして何よりファンたちが、トラブルの火種をいち早く察知して対応してくれることを祈りたい。